【2016年 編入生インタビュー】 University of Minnesota Twin Cities編入 中村翼くん

 

中村 翼くん

埼玉県出身

2013年春 マーセッド大学入学

2015年秋 マーセッド大学卒業

2016年春 ベミジ州立大学編入学

2016年秋 ミネソタ大学ツインシティ校編入学 

中村君は、マーセッドカレッジに2013年に入学、2015年に心理学の準学士号を取得し、ベミジ州立大学へ編入し、今年の秋からはミネソタ大学ツインシティ校への編入学します。

マーセッドカレッジにて心理学を専攻し、大学では多くのクラブ活動・課外活動等、積極的に様々な分野の人や地域との繋がりを持ち、彼のネットワークを広げていきました。また、2016年夏にはマーセッドカレッジでナースアシスタントの資格を取得しました。 

編入先のミネソタ大学ツインシティ校では児童心理学と家庭内暴力防止学、Teaching ESLを専攻します。

 



今回はミネソタ大学に編入を決めた中村君にマーセッドカレッジでの学生生活、編入学のための勉強の秘訣について伺いました。

大学の図書館にて

 

・留学を決めた経緯を教えてください。

 

 昔から人とコミュニケーションを取ることが好きだったことがきっかけでした。沢山の人達と様々な環境で育まれた多種多様な価値観をシェアすることで、また自分の知らない世界が見えてくる事に興味を持っていたからです。中でも英語は世界中の人と人とを繋ぐツールであり、より多くの人とコミュニケーションを取り、新たな価値観を知るということに繋がると考えたので留学しようと決意しました。加えて、僕は日本では未だ発展途上である心理学を学びたかったので、国家資格のあるアメリカでCounseling Psychologistとして働くためにアメリカで心理学を勉強する事に決めました。

 

専攻科目を教えてください。また専攻を決めた理由を教えてください。

 

 

専攻科目は心理学です。僕自身の経験が大きなきっかけで、人間の心の重要さを知りました。身体的に健康でいることはもちろん大切な事だと思いますが、何より心が人間の生きる基盤となっていること、つまり精神が不健康ならば生きていくのが難しいと思ったからです。心とは生きるための原動力なので、僕は心がどういう風に痛むのかなどを学問的に学び、カウンセラーとして誰かの心を助けたいと思い、心理学を専攻しています。

 


 

 ・編入学をするためにマーセッドカレッジで心がけていたことは何ですか。

 

僕はまず初めに語学力ないしコミュニケーション能力の向上を心がけてきました。英語第一言語話者の発音の仕方を観察して、スピーキング力を磨きました。また、実際にMercedにある施設に訪問したり、友達から教えてもらったり、歌を歌ったりして学習しました。

そして、自分の専攻である心理学についての知識を習得することを主に意識していました。心理学の中にも様々な分野が広がっているため、どの分野を自分がより深く勉強したいのか、などを考えながら知識の幅を広げていけるようにしていました。

 

・いつごろから編入学を考え始めましたか。また、ベミジ州立大学からミネソタ大学へ編入しようと思ったきっかけは何ですか。

 

 マーセッド大学に入学した当時から、編入することは念頭にありました。初めの頃はカリフォルニア州内の大学への編入を考えていましたが、授業料等の経済的理由から州外の授業料が手頃な大学に決めました。しかし、僕が実際に編入先を決めたのは大学生活2年目の半ばでした。

 Bemidji State UniversityからUniversity of Minnesotaに編入を決断した理由は、University of Minnesotaにある施設の規模が大きいこと、そして児童心理学部があり児童心理について詳しく学べる事からです。

 

 ・ナースアシスタントの資格を取ろうと思った経緯を教えてください。

 

 僕がナースアシスタントの資格を取ったきっかけは、実践的で人の役に立つスキルを学びたかったからです。僕の専攻は心理学ですが、身体的ケアの経験と資格を得ることで、将来的に人を助ける際により多くのケアを施すことができると思ったからです。

 

大学のアメリカンフットボールフィールドにて


 ・マーセッドカレッジでのクラブ活動や課外活動について教えてください。

 

僕はMerced College心理学クラブ、インターナショナルクラブ、Hymn By Guitarクラブに参加していました。カレッジには様々なクラブ活動が存在し、雰囲気がとても良く親しみやすいものばかりでした。僕はクラブ活動を通して、新たな知識や人との繋がりができていくことがとても楽しく、クラブのメンバーやクラブへ愛着がわきました。そしてそれらの経験が今の僕にとって大きなプラスにもなりました。

またMerced Collegeの外にも、近くにはUniversity of California Mercedという4年制大学があり、生徒、訪問者関係なく参加できるクラブ活動もあるため、大学まで足を運んでクラブに参加していたこともありました。地域貢献団体の行う活動やMercedの町で行われているイベントに参加するのも楽しかったです。

 

・編入先の大学について教えてください。またその大学に決めた理由を教えてください。

 

大学の規模が大きい4年制大学です。実際に大学を訪れた時の、その規模の大きさには驚愕しました。幾つもの学部があり、それぞれが協力して動いているのでとても頼もしい印象を受けました。大学にはそれぞれ違う分野のアドバイザーが存在し、一人一人がその道のプロフェッシナルの方々なので、彼らの意見、指摘はとても参考になります。多様性に富んだインターンシップ先や仕事、ボランティア活動の機会、コネクション、幅広い分野の人々、学問は規模の大きい学校ならではだと思いました。

大学を決めた理由の一つとして、前の大学に居た頃に大学見学へ来たことがきっかけでした。とにかく広く、沢山の学部があるUniversity of Minnesotaへ憧れを持ち、この大学に通いたいと強く思ったので編入することに決めました。

 

中村君の通う心理学部棟

 

・編入後の目標、意気込みを教えてください。

 

大学の施設や授業、教授陣や同じ専攻の学生、さらには沢山の機会に恵まれている大学なので、それらを活かして自分自身の知識や技術の向上、そして成長へと繋げて行きたいと思います。

 

・編入を考えている生徒へのアドバイス、そして日本でこれから留学を考えている人へアドバイスをお願いします。

 

僕が言えることは特にないですが、英語力がほぼゼロだった僕も周りに転がる機会と沢山の人に支えられてきたお蔭でマーセッド大学を卒業し編入学する事ができました。僕自身の経験を通して学んだことは、行動を起こすことです。それがまた次へと繋がる重要な第1歩になるので、勇気を振り出してその一歩を踏み出していくことが多くのことを学ぶきっかけになると思います。チャンスは積極的に掴んで行って下さい。そして人との繋がりを大切にして留学生活を有意義なものにして行って下さい。



【2016年編入生インタビュー】

 

ツアーリズム&ホスピタリティマネジメント専攻・ブラックヒルズ州立大学編入!浅間愛さん

 

 浅間愛さんは2014年にマーセッド大学に入学し、ビジネスを専攻科目として勉学に励みました。マーセッド大学では積極的にクラブ活動に参加し友達の輪を広げていきました。

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【2015年編入生インタビュー】

 



 

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