マーセッド大学では、動物科学科の授業である”Fitting, Showing, and Merchandising Livestock Class”を履修することでマーセッド大学のライブストック(家畜)の調教、ショー、そして販売に関わるチームに所属することが出来ます。このチームでは、学期末に行われるCalifornia Collegiate Livestock Show(カリフォルニア州の大学による家畜のコンテスト大会)に向けて、家畜の健康管理などをセメスターを通して学び、授業内では家畜の飼育と販売に関わる知識を、大学の農場での実地訓練を通じて学ぶことが出来ます。

 

ライブストックショーとは、アメリカの農学部の学生とFFAの学生のために行われており、ショーチームでは家畜(牛、羊、山羊、豚、馬、鶏)を訓練しながら、実地訓練を通じてその生態や健康管理の方法を学んでいきます。クラスでは最終目的として、大きな農場(Fairgrounds)にて他大学も参加するショーコンテストが行われます。

 

ライブストックショーは大きく二種類に分かれており、動物の姿勢、態度、健康状態から評価されるClassと、ショーを行う人間の技術を評価するShowmanshipの二つの部門があります。

また、その中でもレベルが分けられており、初心者、中級者、上級者レベルがそれぞれの部門の中にあります。



*¹FFA(Future Farmers of America)とは、主にアメリカの農業に興味のある高校生や大学生が所属する団体で、学校外でトラクターの運転から家畜のショー、ジャッジ、またほかにもたくさんの農業にまつわる知識を学ぶ団体です。日本や各国にも姉妹団体があり、この団体を通して農業を中心とした国際交流も盛んに行われています

 

 

 羊のショーチームでは主に食肉用、羊毛用として出荷する羊のショーを行います。授業では、ライブストックショーの大会に向けて、羊のショーの練習を行い、羊のショーをする上で重要な羊に正しい姿勢を保たせる練習を行い、ヒツジ達の調教を行います。

 

 授業内では羊の爪切りや毛刈り、仔羊へのワクチン接種など羊たちの健康管理方法なども学ぶことが出来ます。



 

 牛のショーチームでは主に乳牛、肉牛として出荷する牛のショーを行います。授業内ではライブストックショーの大会に向けて、牛のショーの練習を行います。人間よりも力の強い牛を扱うのは難しく、ホルター(顔に着けるリードのようなもの)をつけてショーを行います。

 

 授業内では牛の体を洗い、毛並みを揃えて身だしなみを整えます。また、教授の指導により牛の健康管理方法なども学ぶことが出来ます。



 

 山羊のショーでは主に乳用、肉用として出荷される山羊のショーを行います。授業内ではライブストックショーコンテストに向けて、山羊のショーの練習を行います。山羊の力は羊より強いため、しっかりと調教してショーに挑みます。

 

 授業内では仔山羊の除角(角を取ること)やワクチン接種、山羊の毛並みを整えるなど、健康管理方法も学ぶことが出来ます。