前回のブログで海部高校のGEP研修の修了を報告いたしましたが、それぞれの研修の詳細を写真とともに振り返っていきます。今回はサンノゼ視察編です。
7月20日（木）午前にサンノゼ空港に到着した海部高校の皆さんは、そのままサンノゼ視察に向かいました。サンノゼはカリフォルニア州北部に位置し、シリコンバレーで有名な地域で、世界的なIT企業の本社や支社が多数集まる大都市でありながら治安が良く、安心して観光できる都市として知られています。
まず初めに、アップルビジターセンターを訪れました。
アップルビジターセンターでは本社で勤務されている日本人の峯村涼子さんにお話をお聞きしました。世界の最先端であるシリコンバレーでどのように働かれてきたのか、日本人として何を大事にされてきたのか、アメリカで働くためには何が必要なのかなど経験に基づいた生のお話をお伺いしました。学生たちは真剣な眼差しで話を聞き、多くの疑問・質問もしていました。
次に、全米でトップレベルであり世界有数の私立・総合大学、スタンフォード大学を訪れ、キャンパスを見学しました。スタンフォード大学は全米一美しい大学としても有名で、自然が豊かで広大なキャンパスを持っています。スペイン風のコロニアル様式の建築が多く存在し、キャンパスの中心部には1903年に完成した教会、メモリアル・チャーチがあります。今回は運良く中に入ることができました。その後は、同大学内にあるスタンフォード大学が経営する大学院（スタンフォードMBA）で、国内海外問わず各方面で活躍する著名な経営者、企業家や政治家を輩出している、スタンフォード・ビジネス・スクールを見学しました。
大学見学を終えた後、カリフォルニア北部エリアで一番大きいショッピングモールであるウエストバレーフェアモールに立ち寄り、お土産の購入など買い物を楽しみ、夕食を食べてこの日の研修を終えました。
次回はサンフランシスコ視察編を更新する予定ですので更新をお待ちください。
スタンフォード大学
スタンフォード大学は元カリフォルニア州知事で大手鉄道会社の経営者でもあったスタンフォード夫妻が早逝した息子さんのメモリアルとして1891年に設立されました。同大学はシリコンバレーの中心にあることから地元企業と提携し積極的に研究・開発に取り組んでおり、シリコンバレーの誕生や発展に大きく貢献してきた大学で、世界の大学ランキングでも上位にランクされるなど、世界的に評価の高い大学です。13分野に109の専攻があり、特に工学・生物学・自然科学の分野に強く、心理学・コミュニケーション分野でも全米で最高峰のレベルを誇ります。また、特にスポーツ分野において同大学のスポーツチームは強豪として知られています。