【野球部】練習・試合に密着

カンファレンスシーズンが始まったばかりのマーセッドカレッジの野球部は、4勝0敗0分という好調な滑り出しを見せています。マーセッドカレッジには現在2名の日本人留学生が所属をしており、この2名の活躍が今回の好成績に大きく関係しています。彼らは慣れない環境の中で苦労しながらも、精力的に努力し、少しずつ成果を出しています。今回は、彼らの練習・試合に1日密着しました。アメリカへ野球留学を考えている方は、ぜひ進路を考える参考にしてみてください。

シーズン中は基本的に、月・水・金に練習、火・木・土に試合が組まれているため、かなりハードな毎日となっています。練習は通常、午前10時から12時までの約2時間行われます。密着をしたこの日も午前10時から練習が始まりました。いつものように30分前には授業のない学生が集まり、「Early Workout」という練習の前の予備トレーニングを行っています。この時間に選手たちはバッティングフォームの確認やストレッチなど、それぞれが必要なトレーニングを行っています。そして、10時になると、直前まで授業を受けていた学生も合流し、練習がスタートします。いつもネイト監督のミーティングから始まります。

ウォーミングアップでは、ランニングや動的ストレッチ、2人組のキャッチボールなどを行います。2名の留学生はこの日現地の学生とコミュニケーションを取りながら笑顔を見せる場面もあり、選手たちはリラックスできているように見えました。その後、ポジションごとに分かれて技術的な練習を行っていました。野球部には現在、4名のコーチがいるため、各グループごとにしっかりと指導を受けることができます。

その後、チームは攻守に分かれ、バント練習やバッティング練習などを全体で行ってました。成功した際には「さすがアメリカ！」というような盛り上がりを見せており、切迫した練習の中でも、選手たちが野球を楽しもうとしている様子が伝わってきました。バッティング練習では、1球打つごとに監督が選手に細かい声かけを行っており、選手が打つ回数を重ねるごとに、当たりが良くなっていく様子が感じられました。前回の試合で3ランホームランを放ったYutai選手のバッティングも好調な様子でした！

この日は約2時間で練習が終了しました。練習後、すぐに授業に行く学生もいれば、そのまま図書館に行き、授業の課題に取り組む学生もいます。勉強と野球の両立することは簡単ではありませんが、文武両道こそアメリカで野球留学をする意義にもなっています。

3/7（木）にホームで行われた試合は14-8で勝利、そしてYutai、Yuito共に先発出場しました。Yutai3打数1安打、Yuito6打数3安打とこの試合も日本人選手の活躍が光った試合となりました。まだまだシーズンは続くので、今後も2名の活躍に注目です！

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