名前:クミコ

 

出身:兵庫

 

年齢:19歳

 

入学:2014年夏(語学学校MCELIからスタート)

 

専攻:キネシオロジー(運動学)

 

アクティビティ:学生トレーナー

 

好きな食べ物:いちご大福

 

一言:このコラムを読んで、アスレチックトレーナーに興味を持ってくれる人がいると嬉しいです。


6/1/2015


「トレーナー留学コラム最終回:シーズンの終わり」



春セメスターも終わり、それと共にシーズンスポーツもシーズンの終わりを迎えました。

今年のマーセッド大学は、トレーナーの方々の支えもあり、野球部と陸上部の2人がプレーオフに出場することができました。


トレーナールームでは、セメスターの終わりなので、ダンベルを一つ一つ拭いたり、道具を洗ったり、エクササイズルームの掃除を行いました。

汚れがたくさんとれてとてもすっきりしました。

またファイルの整理や、次のシーズンに向けての発注作業のために、テープなどの用具の個数を一つ一つ数える作業も行ないました。



選手たちは秋のシーズンを100%のコンディションで迎えられるように、夏の間に筋トレや走り込みを行ない、体力づくりを行ないます。

学生トレーナーは、夏にはカレッジのシーズンスポーツがなくなるため、一時活動を終了します。



私はこの夏セメスターは、いつもお世話になっているISSオフィス(International Student Service Office)で、留学生のサポートをさせていただきます。

今後は、このコラムを通してマーセッド大学の留学情報をお伝えしていきたいと思います。



クミコ

次回より、クミコのコラムがリニューアルして新登場!

4/13/2015

 

「リハビリ」


こんにちは、学生トレーナーのクミコです。

 

春セメスターも終わりに差し掛かり、春のカレッジスポーツもラストスパートに入りました。

シーズンが終わりに近づいてくると、プレーオフをかけた負けられない大切な試合が多くなります。
それに伴い、トレーナールームではリハビリを行う選手が増えてきています。

 

 

■選手のリハビリ方法を管理

NATAの資格を持ったカレッジの専属トレーナーは、選手の怪我の状態や状況に合わせて、トレーニングのメニューやケアの方法を考えます
その際に、選手が怪我をした時期とシーズンの残り試合などを考慮し、またその選手がチームにとってどれだけ必要なのか、コーチと連絡を取り合います。


負けられない試合が迫っている場合は、怪我の部位をしっかり固定して悪化させないようにケアを行います。
また試合まで時間があるときは、練習を軽めにしたり休ませることで、選手を治療に専念させることが大切です。

 

 

■リハビリをサポート

リハビリは、トレーナールームに準備された様々な道具を使用し、選手や状況に合わせて、トレーニングの量や質を変えながら行っていきます。


また、学生トレーナーたちは、リハビリのお手伝いをしながらリハビリ方法を習得し、選手がモチベーションを保つために声かけを行います。

 

 

このように、選手の状態をしっかりと把握し、試合へ向けたコンディション調整やマネジメントを行ってあげることは、トレーナーの大切な役割です。
時には調整方法やスピードについて、選手の意に反することもあるかも知れませんが、トレーナーは常に客観的に、選手にとって最善の道を選ばなければいけません

トレーナールームでのリハビリの様子
トレーナールームでのリハビリの様子


今後も、技術を習得しながら、選手が最高のコンディションで試合に挑めることを第一に考え、サポートを行っていきます。



クミコ

3/24/2015

 

「女性トレーナー」


こんにちは、学生トレーナーのクミコです。

 
今回は、女性トレーナーについて紹介したいと思います。


スポーツトレーナーというと、やはり男性の力仕事というイメージを持っている方が多いと思います。
しかしアスレチックトレーナーの現場では、多くの女性が活躍しています。


■女性トレーナーの難関と克服方法

もちろん体格差などから、女性には難しい作業もあります。

重い荷物を運ぶこともそうですし、男性の更衣室の中に入らなければいけない時は、男性のトレーナーが優先的に作業を行います。

しかし、緊急事態となれば、すぐに駆けつける心構えは常にしておかければいけません。

 

また、選手のストレッチをする際に、男性と同じ方法で行うと力が足りなかったりすることが多々あります。

マーセッド大学のトレーナールームには、NATAの資格を持つ女性トレーナーの方が駐在しており、男性トレーナーとは違うストレッチ方法を教えてもらいました。

自分の体をうまく使うこのストレッチ方法のお陰で、力を入れなくても、自分より大きい選手を楽にストレッチすることができるようになりました。


■性別を越えて

マーセッド大学でも多くの女性トレーナーが活躍しています
マーセッド大学でも多くの女性トレーナーが活躍しています

一方で、トレーナーにとっては、選手のコンディション調整や、怪我をした時に選手を支えることがメインの仕事ですが、ここには性差はなく、知識の差が大きなポイントになります。

 

また、選手のコンディション調整を行っていく際に、選手の目線になることもとても大切なことです。

日本でもアメリカでも、女性がスポーツをすることは全く珍しいことではありません。

テーピングやマッサージ、ケガの施術の際には選手の体に触れることになります。

それ以外にも体の悩みなどを相談するため、女性選手からは女性トレーナーが求められています。

 


このように、様々な困難を乗り越えて、女性トレーナーたちはスポーツの現場で活躍しています。

トレーナーの現場では、個々人がそれぞれの長所を活かし、短所を補い合うことで、トレーナーのメンバーが1つのチームとして動いていくことが、とても大切なことです。

 

 

クミコ

3/14/2015

 

「テーピング」


こんにちは、クミコです。

 

今回は、学生トレーナーが一番初めに教わる技術である、手首のテーピングについて、ご紹介します。
手首のテーピングは、アメフト選手がタックル時に手首を捻挫するのを防ぐためや、野球選手のプレー中のけが防止、手首の補強のためなどに利用されます。

選手のテーピングに使用するテープ
選手のテーピングに使用するテープ

・学生トレーナーにとっての最初の難関

学生トレーナーは、NATA公認の資格を持ったトレーナーの方からテープの巻き方を教えてもらい、学生トレーナー同士で練習を行います。

 

その後、トレーナーの下でテーピングのテストを受けて合格すれば、トレーナールームへやってくる選手へのテーピングを許可されます。


私はトレーナーの方のテーピングを見て、手首のテーピングは巻いていくだけなので、これくらいすぐにできると思っていたら、たくさんの難関がありました。
まずテープがうまく切れないこと、巻きの強さが足りなかったり、位置が間違っていたり、シンプルな手首のテーピングでこれだけの難関があったので、足首やもっと複雑な箇所のテーピングをこれから先できるか不安になりました。

道具はたくさんあります
道具はたくさんあります

学生トレーナー同士で練習を行います
学生トレーナー同士で練習を行います

・トレーナーからのアドバイス

私が一番初めにテストを受けに行ったときには、テープを巻く際の力加減が十分ではなく、テストに落ちてしまいました。

その時に、トレーナーの方に、ただ力任せに引っ張るのではなく、力が入りやすいテープの引っ張り方を教えてもらいました。

 

アドバイスを受けた後、テープを教えてもらった方法で学生トレーナーと練習をしてみると、今までより力加減を簡単に調整できるようになりました。

マーセッド大学のトレーナールームでは、トレーナーの方から自分に合ったアドバイスがもらえます。特に私の場合は男性と比べて力がないため、どういう風に自分の体をうまく使うかを教えてもらったことは、とても勉強になりました。


次に手首のテーピングのテストを受けた際に、トレーナーの方に「完璧!」と言われて合格したときは、言葉にできない嬉しさがありました。

実際に選手にテープを巻いていくと、一人ひとり選手によってスプレーの好みがあったり、テープのきつさに好みがあることに気づきました。選手とコミュニケーションをとりながら「テープはきつめが良い?ゆるめが良い?」など聞いて、選手にとって最適なテーピングをできるようにしています。

このように、一見単純で簡単そうに見える作業でも、奥が深く、技術の習得には時間がかかります

これからも、怪我の状態や選手に合わせてテーピングをできるように、たくさん練習して技術を身につけていきたいです。



クミコ

2/17/2015

 

「コンカッションテスト(脳震盪テスト)」

 

 

学生トレーナーのクミコです。



先日、トレーナールームにて、全学生選手を対象としたコンカッションテスト(脳震盪テスト)が行われました。

コンカッションテストとは、選手の記憶力やバランスなどの状態をチェックするテストです。

選手が試合や練習中に脳震盪などを起こした際にこのテストを行い、選手の普段の状態と比べて結果に差異があれば、その選手は練習または試合に復帰することが出来ません。

プロ野球やフィギュアスケートを観ていても、選手が他選手と激突するなどした場合に、チームのトレーナーやドクターが、その選手が試合を続行できるかの判断を行う場面がありますが、このとき行われているのが、選手が脳震盪を起こしていないかを確認するテスト、つまり、このコンカッションテストです。

マーセッド大学では、万が一の事態に備え、アスレチックチームに所属する学生全員にこのテストの受験が課されています。



この日、私たち学生トレーナーは、以下のようなテストを分担して行いました。


・オリエンテーション(日付や時間などの基本的な質問)

・言葉、数字の暗記

・1年の月の逆読み

・バランステスト


今回、私はバランステストを担当しました。

選手が手を腰にあて、常に爪先と踵がくっついた状態で、まっすぐのライン上を往復し、そのタイムを計測するテストです。

腰から手が離れてしまったり、爪先と踵がくっついていないとエラーとなり、カウントされないので、しっかりとルールを説明し、選手が4回のテストをしっかり成功して、ベストタイムが出るようにテストが出来ることを目標にしました。

前回は違う種類のバランステストを担当したのですが、そのときと比べると、自分一人でルールの説明ができ、選手ともコミュニケーションがとれていたので、前回よりも落ち着いて取り組むことができたと思います。

これらの結果は、選手にとってとても重要な資料になるため、1つ1つのテストに細かく注意するポイントがあり、トレーナーと選手が共にテストの意味を理解しながら取り組んでいくことが重要なポイントです。

身振り手振りを交えて説明を行います。
身振り手振りを交えて説明を行います。
結果を記録しておくのも、トレーナーの役割です。
結果を記録しておくのも、トレーナーの役割です。


トレーナーといえば、緊急時の選手の治療や、選手のリハビリを行う役目と捉えられがちですが、このように、万一のことがあった時のために、選手と協力して準備をしておくことも、トレーナーの大事な役割の一部です。

こうしたトレーナーの役割も学びながら、違う種類のテストにもどんどん挑戦していきたいと思います。


クミコ

2/6/2015

 

「カレッジスポーツのシーズンが開幕」

 


学生トレーナーのクミコです。

今年もカレッジスポーツのシーズンが始まりました!

1月30日は、朝からソフトボール部野球部男女バスケットボール部の試合があり、学生トレーナーは全員で分担し、各試合をサポートしました。
ソフトボールと野球の試合は、今学期初のホームゲームだったので、各チームのメンバーも増えてどんな風に試合が展開するのか楽しみでした。

・ソフトボール(11:00~、13:00~)

コーチにもアイシングを行います。
コーチにもアイシングを行います。
いつでも出動できるよう、試合を見守ります。
いつでも出動できるよう、試合を見守ります。

ソフトボールの試合では、試合を見守りながら、選手が怪我などをした場合に、すぐに対処できるよう、フィールドのそばで待機します。

今期のソフトボールでは、練習終わりにアイスバッグをもらいにきたり、電気治療をあてにきたりする選手が多いので、注意しながら試合を見ていました。


また、この日の試合では、日本人留学生のハルカさんがヒットを打つなど活躍していて、同じ留学生としてとても嬉しかったです。


・野球(13:00~)

アイスバッグを作り、待機します。
アイスバッグを作り、待機します。
相手チームへも、アイスバッグを届けます。
相手チームへも、アイスバッグを届けます。

野球もソフトボール同様、フィールドのそばで、選手の怪我に備えます。

 

野球の試合では10ガロンの給水用の水がすぐになくなるので、水の量やコップの数のチェックや補給は欠かせません。


また、野球、ソフトボールでは、マーセッド大学、相手チームともにピッチャーを中心として、アイスバッグが必要になる選手が多いので、試合終了間際になるとアイスバッグを作り始めます。


・バスケットボール(17:00~、19:00~)

選手が水を補給し逃さないよう、十分に準備します
選手が水を補給し逃さないよう、十分に準備します

夜からはバスケットボールの試合が始まります。


バスケットボールでは、選手の交代が激しいので、選手が少しでも長く休憩ができるように選手交代、タイムアウトごとに水やタオルを渡します。

選手交代やタイムアウト時に、選手へ水やタオルを渡しながら、選手が怪我をした際にすぐに対処できるように準備をします。


また、ハーフタイムにはタオルの交換、水の補給、またNATAの資格を持つトレーナーの方々とロッカールームへ行き、選手の状態をチェックします。
試合終了後には膝を中心にアイスバックが必要になる選手が多いので、アイスバックをラップで巻いたり、選手の怪我の手当てを行います。

この日は、全ての競技を合わせて5つの試合が開催されたため、学生トレーナーはチームに分かれて活動していました。
個人がしっかりと、それぞれの競技で、自分の仕事をこなしながら、先を見越して自分から率先して動いていくことが、トレーナーにとってものすごく大切なことだと感じました。
試合は残念ながら負けてしまいましたが、どのスポーツでも大きな怪我がなかったことが、何よりでした。次はすべての競技で勝利することを願っています。


 

クミコ

1/26/2015

 

「夢へ向けて」

 

 

皆さん、はじめまして。

NATAのアスレチックトレーナーを目指し、Merced Collegeに通うクミコです♪


2014年の4月にマーセッドカレッジ内の語学学校(MCELI)でTOEFLをパスした後、8月からはMerced Collegeで授業を受けながら、学生トレーナーとしてカレッジ内にあるトレーナールームに通っています。
 
私がアスレチックトレーナーを目指してMerced Collegeに入学した理由は、ある出来事がきっかけでした。


私は小学3年生から高校3年生までの9年間バレーボールをしていましたが、高校2年生の秋に行われたバレーボールの試合で、自分のチームのエースアタッカーが相手選手と接触してしまい、左膝に手術3回、全治まで1年4か月かかる大怪我を負ってしまいました。


それまでの私は、高校卒業後の進路について、理学療法士の資格を取得してスポーツ選手のお世話ができればいいかな、という漠然とした考えしか持っていませんでしたが、スポーツが大好きなのに怪我でスポーツができない彼女の姿、そしてそれに対して何も手助けしてあげられない自分に悔しさを感じ、スポーツ選手のサポートを真剣にしていきたいと考えるようになりました。

 

アメフトの試合での実習
アメフトの試合での実習

かかりつけの接骨院の先生や、たくさんの方にお話を伺い、自分でも色々と調べた結果、アスレチックトレーナーという職業に出会いました。


アスレチックトレーナーとは、スポーツの現場で選手が負傷したときの応急処置や傷害の評価、復帰までの手順を考えたり、カウンセラーとしての責務も背負い、怪我の予防のために働く職業です。


私はバレーボールを通してメンタルコンディションの大事さを学んだので、選手のフィジカル面とメンタル面をサポートするアスレチックトレーナーという仕事が私の将来像にぴったりでした。


そして両親をはじめ、たくさんの人と相談し、アメリカでアスレチックトレーナー留学をすることを決めました。


現在、学校の勉強やトレーニングルームでの実習などで毎日忙しい日々を送っていますが、すばらしい友達、スタッフの方々に囲まれ、アスレチックトレーナーになるという夢に向け、Mercedでとても充実した日々を送っています。
 


将来の夢は、NATAのトレーナーになれたら日本に帰り、私の妹、弟が学生スポーツで活躍しているので、その支えになってあげたり、オリンピックを目指して頑張っている選手やプロの選手のサポートができるようになることです。


これから、日々のアメリカでの生活や、学生トレーナーとしての活動について更新していくつもりです。


アメリカでアスレチックトレーナーを目指す方の参考になればいいなと思います。


よろしくお願いします!



クミコ