大阪経済法科大学・交換留学生の感想

大阪経済法科大学の生徒7名が2011年8月から12月までの間、本校に交換留学生として通いました。

 

4ヶ月間マーセッドに滞在した3名の感想の紹介を致します

 

1、なぜ、留学をしようと思ったのか?

2、マーセッドの感想

3、4ヶ月間勉強をして、学んだことは?

4、留学での経験をどう生かしたいか?

5、今後の抱負

6、マーセッド留学希望者へのメッセージ

 


市川 盛さん(写真左)

 

1、    私が留学を決意した理由は、大学2回生のときに先輩、准教授から留学についての話を聞いたからです。当時、履修していた英語演習という科目はとても少人数のクラスでした。少人数ということもあり留学の良さ、楽しさをたくさん聞くことができました。もともと英語が好きだった私にとって、話を聞くことでより留学したいという意思が強くなり留学することを決意しました。

 

2、    マーセッドは、落ち着いた街という印象をもっています。そして、遊ぶ場所というものがあまりないので学習する環境としてはいい場所であると思います。街の人も優しく生活面においてもいいと思います。

 

3、    4ヶ月間という短い期間ではありましたが、多くのこと学ばせてもらいました。一つ目はやはり英語です。あまり英語ができない私にとって、この4か月は大きかったです。2人の教授は私たちにわかりやすく教えてくれて、もし理解できないことあれば質問をすれば、的確に応えてくれるので自分でも上達しているという感覚を肌で感じることができました。2人のおかげでTOEFLも合格することができましたし、もっと英語を学びたいという気持ち持たせてくれました。2つ目は、まわりの友人の大切さです。Y.E.Sのクラスメートは、皆がTOEFLを合格するという明確な目標を持っていました。私は周りの皆に刺激され一生懸命勉強した結果TOEFLに合格できたと思っています。また、カレッジに入っている人からも刺激を受けました。みんな、自分のなりたい目標に向け一生懸命努力している光景は私の意欲をより掻き立ててくれました。日本にいたときには、そのような光景をみることがなかったので新鮮であり、素晴らしい人たちに巡り合えたと日々思っています。

 

4、    留学したことにより、いろいろな人と将来仕事をやりたい思うことができました。また、英語を更に勉強したいと思えたし、新たな言語を学びたいというきっかけを与えてくれました。そして、自分の経験を少しでもいろいろな人に話して留学の良さ伝えていきたいと思いました。

 

5、    今後はまず就職活動を控えているので、まず就職活動に全力を注ぐことです。そして、英語も継続して学習を続けて、将来は世界で働けるような人になるように努力することが私の今後の抱負です。また、この留学ので得たことを生かしていきたいと思っています。

 

6、    マーセッドは、遊ぶ施設などがないので学習する環境おいてはいいとこであると思います。周りの人達は高い目標、志をもっているので多くの刺激を受けることができます。また、マーセッドの人達はやさしく、治安もいいので生活面でも安心して暮らせると思います。


 


松元大樹さん (写真中)

 

1、アメリカの社会に興味と感心があり、それに触れたいと思ったからです。そして、留学をすればよい経験になると思いました。


2、聞いていたほど田舎ではなく、皆が言うようにゆったりとして勉強をするには良い場所だと思います。


3、私は、この留学を通して自分にはまだ勉強する必要があり、小さい人間だと感じ、自分に対して危機感を覚えました。4ヶ月で学んだことは成長をするために自分の課題を克服していかなければならないと思いました。


4、私は、人付き合いが苦手でしたが、留学の日々を過ごした中で年上から年下の日本人や現地の友達が増え、接していく中で感じたことがあります。それは、人とのつながりを大切にしていかなければならないと思いました。これから、就職活動やしなければならないことも増えるので、根気強く頑張ろうと思います。


5、今後は、毎日勉強をしたいと思っています。そして、英語の勉強を日本でも継続して、アルバイトでお金を貯めてアメリカにまた来たいと思います。


6、文法とリーディングは、単語を毎日勉強すれば絶対にパスができると思うので頑張ってください。スピーキングとリスニングは、コミュニケーションをよくとって、なれることが大切なので積極的に行うと良いと思います。

 



齋藤 隼飛さん(写真右)

 

1、留学は、中学生の時からの漠然とした夢で、休みの期間などに海外に行くことで、もっと色んな世界を見てみたい、留学したいという気持ちが高まっていきました。労働倫理を専攻しており、日本人の労働観が特殊だということを知っていたので、アメリカの労働観を知りたいという思いもありました。お金がたまってきた頃に、大学の国際部の事務局長からマーセッドへの留学を勧められ、留学を決意しました。

 

2、マーセッドはあまり遊ぶ場所が多くなく、その分、友人と共に勉強に費やす時間が多くなりました。連休の日には、友人の車でサンフランシスコやロサンジェルスに行くことができました。また、オキュパイ運動が盛んになった時には、拠点がカレッジに設定され地域の住民が集まるなど、興味深い一面も知ることができました。

 

3、私は、日本でほとんどまともに英語の授業を受けたことがなく、長文読解などはすべて「慣れ」で解いていましたが、MCELIで文法の基礎を身につけたことで、より正確に文章を読めるようになりました。リスニングはいつの間にか聞き取れることが多くなっていました。

 初めての海外での生活ということもあり、不安なことや分からないことも多かったのですが、いつも周りの友人や、Y.E.S.オフィスの方々に助けられました。同様に友人たちも精神的に不安定な時期があり、互いに支え合うことの大切さを知りました。

 

4、教師になることが将来の夢の一つなので、留学で培った経験を次の世代に教えたいと思っています。アメリカの人々の労働観についても思うところがあったので、今後の日本の大学での研究に生かしていきたいです。また、留学を通して度胸がついたことも実感しているので、これまで以上に、積極的に新しいことに挑戦していきたいと思っています。

 

5、今後は留学で身に付けた英語の基礎を元に、更に英語力を伸ばし、再び海外に出ることができればと考えています。明確な目標はありませんが、マーセッドでの経験を無駄にすることのないよう、足を止めずに勉強していきたいです。

 

6、友人や自分を支えてくれる人を大切にしながら、勉強に励んでください。「留学している」ということに満足せず、マーセッドでも新しいことに挑戦してください。

 

 


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