Thu

04

Feb

2016

マーセッドからプロへ 水球部・齊藤幸樹君が練習生としてスペイン1部リーグのプロチームへ

 

 マーセッド大学水球部に所属する齊藤幸樹君が、スペイン1部リーグのプロチームへ練習生として参加することが決まった。チームはスペイン1部リーグに所属しており、齊藤君は5月にマーセッド大学を卒業した後スペインに渡り、9月下旬から始まるシーズンに備える。


◼︎マーセッド大学からプロへ
 水球はアメリカの人気競技の一つでもあり、多くの大学が野球部やアメフト部と同じようにチームを持ち、活動を行っている。その中でも、カリフォルニアは温暖な気候を下支えに、水球競技の激戦区としての地位を確立している。マーセッド大学の水球部は強豪として知られ、2014年には北カリフォルニア5位、2015年には北カリフォルニアベスト4の成績を残している。
  マーセッド大学は、カリフォルニアのコミュニティカレッジが所属するCCCAA (California Community College Athletic Association)に所属しており、ロースターに入れば豊富な実戦の機会が約束されている。齊藤君も2年間の留学の中で、実戦を通してアメリカの水球から多くを吸収してきた。

 

◼︎周到な準備と計画
 齊藤君のアメリカ留学への準備は、2012年から始まった。当時高校2年生だった彼 は、夏休みを利用してマーセッド大学への短期留学を行い、水球部への体験入部や、ホームステイ滞在、語学学校の体験授業に参加し、進学先を慎重に見極めた。翌2013年夏にも短期留学でマーセッド大学を訪れ、高校卒業後のマーセッド大学進学を決めた。
 高校在学中に英語の勉強を重ね、渡米前に大 学入学に必要なTOEFL ITP 450点を通過したが、水球部への合流前に不安を解消するため、早期の渡米を選択。高校卒業後の2014年3月に渡米し、マーセッド大学付属の語学学校へ入校、下積みを経て、2014年秋から正式にマーセッド大学へ入学した。
 「国際的な舞台で活躍するには、言葉が通じなければ始まらない」と語る 齊藤君は、水球部での活動を続ける傍ら、学業を疎かにすることはなかった。2年間で順調に卒業単位を取得し、5月に国際学専攻での卒業を控える。また、齊藤君は渡西へ向けて現在スペイン語の授業を履修しており、競技以外の面でも入念な準備を怠らない。今回のプロチームとの練習生契約は、周到な留学計画の末に得た結果であった。

 


◼︎水球大国スペインへ
 齊藤君が向かうスペインは水球大国として知られ、代表としては世界選手権2連覇、3度の準優勝を誇る。かつてスペインリーグには、齊藤君と同じ群馬県出身の本宮万記弘氏(元・水球日本代表監督)、 イタリアセリエA2で得点王を獲得し、「皇帝」の異名で知られる青柳勧氏(元・水球日本代表主将)、青柳氏と同じく水球日本代表で主将を務め、「怪物」の愛称で知られる田中宏児氏、日本代表として活躍した永田敏氏や佐藤賢一氏等が所属した。


 サッカー界では、MLS(メジャーリーグサッカー:アメリカ1部リーグ)ドラフトで日本人留学生が一位指名を受けたことが話題となったが、スポーツに適した環境が揃い、質の高い教育を受けれられるアメリカへのスポーツ留学は、学生アスリートにとっては魅力的だ。
 また、各大学が所属するリーグの組織運営も優れており、コミュニティカレッジ(2年制大学)の学生であっても、各試合の結果や選手個人の大学通算成績がリーグのオフィシャルウェブサイトで閲覧できる仕組みとなっている。これは選手にとってのモチベーションとなるだけではなく、試合に訪れる機会が少ない海外のスカウトや他州の大学のスカウトにとっても、優秀な選手を獲得する上でのアドバンテージとなる。アメリカの大学スポーツから、プロへの道が開けていることは証明されているのだ。


 学生アスリートとしてシーズンを戦いながら、学業を全うすることの困難さは想像に難くない。予定されていた2年間の学業を無事に修了し、プロの世界へ飛び込む齊藤幸樹君を、今後も応援したい。

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