世界最大級の農業エキスポ 「World Agricultural Expo」-アメリカ農業の強み

 

 世界で最も農業が盛んな国、アメリカ合衆国では、広大な土地と豊かな気候を活かした大規模農業が行われており、国外への輸出が盛んなことはもちろん、国内の食糧自給利率は常に100%を超える世界最大の農業大国です。では、どのようにして世界の農業をリードしているのでしょうか。

 

 その裏では、多くの農業関連企業がアメリカ国内にて事業を展開していること、また世界トップレベルの教育水準を誇るアメリカの名門大学と企業、また地域の農家たちが提携し、最先端の技術を取り入れた研究が行われていることが理由として挙げられます。それらの企業の多様性と技術力を駆使したアメリカの農業こそが。世界の農業、そして農業ビジネスをリードしているアメリカの強みになっているのです。

 

World AG Expoとは

 

 2016年2月9日~11日の3日間、カリフォルニア州トゥーレアリ群にて、世界最大級の農業エキスポが開催されました。

 農業大国アメリカで行われる大規模農業に必要不可欠な大型重機や家畜用施設などの展示・販売のために、アメリカ国内外から数多くの企業がトゥーレアリ群の国際農業センター(International Agri-Center)に集いました。屋内の展示会場から屋外での試乗施設など、100エーカー以上の広大な会場で、農業分野ごとにそれぞれの市場で活躍している大手企業が最新の農業製品の宣伝販売を行っていました。中には、この日のために多くの従業員を引き連れて参加している企業もあり、アメリカの農業ビジネスにおいて、非常に重要な役割を果たすエキスポであることが分かります。

 

 アメリカ合衆国では、その広大な土地を広く利用した大規模農業が主流になっており、耕作を始め、畜産業も大規模に行われているため、より効率的に生産することが、農業家には求められます。そのため、毎年新たな技術を農業に取り入れようと、この農業Expoにはあらゆる農業関係者が参加しているのです。

 

英語サイト: https://www.worldagexpo.com/


写真参照: 2016年World Ag Expo Photo Gallery

 

 

農業エキスポへの参加目的

 

 右の図は、農業エキスポへの参加目的をグラフにしたものです。

 

 カリフォルニア州トゥーレアリ群は、州内で最も乳牛産業の栄えている地域で、地元の多くの企業が参加していることが分かります。会場内には、乳牛産業向けの建物も設置されていました。

 

 製品・開発研究の分野では毎年新たな技術が導入されており、近年カリフォルニア州では干ばつ問題に対応する技術が注目を集めています。

 

 また農業市場において、ネットワーキングはとても重要なビジネスツールになるため、多くの農業関係者が新たな人脈を築くために参加しています。

 

 

 

参照:2015年World AG Expo統計

 

*この統計データは2015年の農業エキスポ参加者、アメリカ合衆国49州と49ヵ国の農業関係者による統計です。


 

参加者の出身地

 

 左の図は、農業エキスポに参加した人々の出身地をグラフにしたものです。

 

 World AG Expoつまり国際的な農業エキスポではありますが。多くの参加者はアメリカ合衆国内からの参加者であることが分かります。統計によると、83%のアメリカ合衆国出身者のうち、81%はカリフォルニア州出身であり、カリフォルニア州はアメリカ国内で最大の農業地域であり、いかにカリフォルニア州の農業が盛んであるかが分かります。

 

参照:2015年World AG Expo統計

農業エキスポを通して

 

 3日間開催される農業エキスポでは、多くの農業ビジネスマンが新たなネットワーキング・情報交換を求めて、農業家は最新技術を導入すべく、農業企業は新たな製品の宣伝販売のために参加しており、農業関係者各々の発展を促進する場として利用されています。

 このような大規模な農業イベントを設けることにより、アメリカの農業はより効率的に機能し、世界のトップ農産業をリードし続けているのです。

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