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【スポーツ留学生インタビュー(1)】 2年間のソフトボール留学を終えて

 

 5月に入り、CCCAA主催のソフトボール部によるプレーオフが開幕しました。7年ぶりの北カリフォルニアベスト16進出を果たしたマーセッド大学は、惜しくもファーストラウンドで敗退という結果になりましたが、北カリフォルニア11位という好成績で2016年のシーズンを終えました。

 

  留学生の貫名さんは、2013年の高校卒業後からアメリカ留学を開始し、語学学校に入校、TOEFLテストを通過した後、2014年秋学期からソフトボール 部に入部、2015年春・2016年春のシーズン2年間を通してチームの勝利に貢献しました。今回は、最終年となる2年目のシーズンを終えた貫名遥さんか ら、ソフトボール留学の2年間を振り返った感想を伺いました。


・2年間のスポーツ留学を振り返って

  この2年間を振り返ると,みんなとソフトボールをした時間もプライベートで遊んだ時間も、すべて今は私の宝物になっています。2015年からマーセッドでソフトボールを始めて、今シーズンまで約2シーズンを闘いました。年数だけでみるとすごく長く感じますが、今振り返ると、すごく短くあっという間の2年間でした。あんなに楽しかった時間が終わると思うと、今でも寂しい気持ちになります。でもこの2年間はすごく輝いていて、私自身を成長させてくれたし、私にとって一生忘れられない時間になりました。 

 

・2015年と2016年のチームの雰囲気

 雰囲気はそんなに変わらないと思います。チームメイトはみんな私より年下で、常に元気いっぱいでした。強いて言うと去年は今年より優しめなチームで、お互いを褒めることでチームの士気を高めていました。お互いにアドバイスをして癖などを矯正し、たまに言いすぎてぶつかり合うこともありながらも、チームの意識を高めていました。  

 

・チームメイトとの思い出

 2年間で、色々な性格の選手達と出会いました。昨年同時期に入ったメンバーは、今年はほとんどソフトボールを続けておらず、1から信頼関係を築く必要があったため、仲良くなるのに時間がかかりました。さらに、去年のチームと雰囲気が違うこともあり大変でした。

 その中でも印象に残ってるのは、去年も今年も同じく、チームメイトに日本語を教えたことです。短い簡単な単語を教えただけなのですが、それだけでも一気にお互いの距離が縮んだ気がしました。チームに入った時はコミュニケーションをとるのがすごく心配で、あまり積極的になれませんでしたが、日に日に私も積極的になり、チームメイトも私の英語を全力で理解しようとしてくれて、その時がチームメイトとの信頼関係が築けたと実感した時でした。それからはプライベートでも、色々な所へ遊びに行ったり、家にお邪魔したり、真剣な話もしたり、フィールドの外でも信頼関係を築くことができました。シーズンが終わった頃には思い出で頭の中がいっぱいになっていました。すべてが私の大事な思い出です。

 

・部活動と勉学の両立

 高校の時からソフトボールをしていて、ソフトボールと勉強の両立は何回も悩んできた私の課題でした。今振り返っても私が両立できていたのかと言われても、正直できていたとは言い難いです。すぐにだらけてしまったり遊んでしまうこともありました。気持ちの切り替えは、これからも続く私の永遠の課題です。 

 

・今後の進路

 今年の夏セメスターの後、卒業して日本に帰国する予定です。私の専攻はアートなので、その後は専門学校に行くことを検討しています。

 

・スポーツ留学を目指す学生へアドバイス

 私は、留学をすること自体が素晴らしい行動,未来を変える第一歩だと、自分の留学人生を通して感じています。スポーツ、勉強に関わらず、海外に行くことは確実に何か感じさせてくれるし、自分の何かを変えてくれる一つのアクションだと思います。まずは第一歩を踏み出すことが大事だと思います。 

 


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