【2016年 編入生インタビュー】 GPA4.0で馬経営学の名門:Murray State University編入! 川井田優さん

アニマルサイエンス留学生がGPA4.0で編入!

川井田 優さん 

三重県出身

2014年秋マーセッド大学入学

2016年秋マーレイ州立大学編入学

 

 川井田さんはマーセッド大学にてアニマルサイエンス(動物学)を専攻、2015年からはInternational Student Service(ISS:留学課)オフィスのスタッフとして、留学生へのサポートおよびアドバイスを行い、その傍ら民間の馬牧場にてボランティアをするなど、活発的に自らの経験値を高めていきました。2016年5月にはマーセッドカレッジのコミュニティが主催する奨学金を二つ獲得し、今秋からケンタッキー州にある、マーレイ州立大学: Murray State Universityへの編入学を実現しました。

今回は_マーレイ州立大学への編入を決めた川井田さんへ、マーセッドでの大学生活と、編入までの道のりについて伺いました。

大学の牧場にて


 

 今回は、GPA4.0でMurray State Universityへ編入を決めた川井田さんに、マーセッドでの大学生活、編入までの道のりと、今後の目標について伺いました。

 

 

・留学を決めた経緯、そしてマーセッドカレッジを選んだ理由を教えてください。 

 

 留学という大きな決断は私の幼少期時代の出来事が大きく関係していると思います。私は小さい頃から父に連れられ海外を訪れる縁があり、様々な人種や文化、伝統の違いを目にしてきました。色々な面から見るその違いは幼い私に違和感ではなく“魅力”を与えました。

 

 日本は先進国として世界に名を挙げていますが、国自体は大きくありません。それに比べ世界は広く、国それぞれが持つ独特の文化であったり人であったり、日本という小さな島国に閉じこもっている限り知ることのない事がたくさん存在しています。私はその知らない世界を知り、学び、自分自身の将来、更には日本の未来に何らかの形で糧にしたいと思い留学を決意しました。

 

川井田さんの通う農学部棟前にて


 

・マーセッドカレッジでの専攻、その専攻を選んだ理由を教えてください。

 

 マーセドカレッジではアニマルサイエンス(動物学)を専攻していました。この専攻に辿り着いた理由は、動物が好きだからです。これは留学の決断に至る理由の1つでもありますが、私は幼い頃からただただ動物が好きでした。動物好きから始まった私の夢は、獣医、動物看護士、野生動物研究員、酪農家、厩舎員と年を重ねる事に変化していきましたが、職種がどう変わろうと動物に関する職ということだけは全く変わりませんでした。先ほども述べたように、日本はとても小さな国です。技術が発達しているとはいえ、動物を保持するスペースには限界があり、それはつまり、限られた数の動物の種類しか扱えないということを私の中で意味しました。それならば世界一広く壮大な土地を誇るアメリカで動物の事を学びたい!ということで動物学科に力を入れているマーセドカレッジを選びました。

 

・マーセッドでの大学生活を振りかえった感想を教えて下さい。

 

 

 ふと気付いたときには2年が経っていました。というのも日本の大学とは大きく違い、毎日のように宿題が課され、勉強に追われる日々が続いたからだと思います。勉学以外の面でもこの2年の中で新しい事を目にし、学び、更には新しい出会いもたくさんあり、毎日充実した日々を送ることができました。もちろん楽しい事ばかりではなく苦しい時期もありました。しかしその困難は更なる高みへと自分を成長させる糧となり、同時に私一人の力だけでは乗り越えられなかったという私を支えてくれた周囲への感謝の気持ちも教えてくれました。そんなマーセッドでの大学生活は私の人生でかけがえのないのない2年間です。

 

馬経営学を学ぶ大学施設にて

  

・編入学をするために心がけていたことはどのようなことですか。

 

 編入をするにあたって気を付けていた点が2つあります。

 1つは事前に十分な情報収集をすることです。州外の大学に編入する場合は特に、知られていないことが多いため自らたくさんのリサーチをしなければなりません。自分の専攻や将来的な目標、様々なことを考慮したくさんの候補がある中から最終的に1つの大学に絞ることは大変なことです。そのため大学側に直接連絡をとり事前に情報を収入することがとても大切です。

 

 2つめは単位移行が可能な教科をできるだけ多く履修することです。専攻によって履修科目が違うことはもちろん、編入先に寄ってマーセッドで履修した授業内容が一致しないものとみなされ単位を移行することができない場合があります。その場合、編入先の大学で新たに同じ様な授業を履修しなければなりません。私は4年制大学で授業以外の実践的活動を通して“経験”を積むことを1つの目標としています。その上で時間はとても貴重なものです。時間を有意義に使うためにもできるだけ無駄のでないよう、編入先に同じ授業として値するものがあるかどうか、単位移行が可能かどうかを意識して授業履修を試みていました。

 


 

・マーセッド大学で力を入れていたことを教えてください。

 

 編入学を希望していたため、マーセッドで履修する授業を土台としてしっかりした基礎を作りあげることに力を入れていました。当たり前のことではありますが4年制大学はコミュニティカレッジと違って授業内容も難しくなります。何事も0から始めるよりもある程度の知識がある段階から始めることで一歩、そのまた一歩先の事を学ぶことができます。

 しかし基礎がしっかりしていないと1から学ばないといけなくなるどころか理解できることもするにできません。なので4年制大学の1つ手前の段階の短期大学であるマーセッド大学での授業を大切にしていました。授業態度はもちろん、提出期限が先の課題でも一気にやるのではなく早くから手を付けこつこつやりこなす、つまりは時間はどうであれ毎日机に向かうことを自分の中で習慣づけていました。特に論文などは提出する前に必ず先生に見てもらい一度修正を加えた上で提出するようにしていました。

 こうした1つ1つの小さなことがいずれ1つの大きいものなり、何らかの形で利益になると信じています。

 

・ISSを通してほかの留学生へのアドバイス・サポートを行っていたということですが、自分自身のどのような経験が、留学生へアドバイスを行う上で助けになりましたか。

 

 私が留学したての頃、わからないことが多くISSのスタッフさんにたくさん助けてもらったのを今でも覚えています。ホストファミリーや学校、それ以外の事でもお世話になり、留学したばかりで不安を抱えていた私にとってISSはただのオフィスではなく、親近感が持てる私が安心できる場所でもありました。このような自らの苦い経験が似たような経験を持つであろう他の留学生にアドバイスをするうえで役立ったと思います。

 

 それと同時に、ISSを通してたくさんの人と出会い、時には他の生徒さんから学ぶこともありました。アドバイスを行うにあたって、どう説明するとわかりやすく伝わるのか、要望に応えるためにどう対処するのかなど考えさせられこともあり、ただサポートするだけではなく、私自身の勉強にもなりました。そういう意味でも、ISSを通して見たもの知ったもの学んだものというのは私のマーセッド生活に大きく貢献していて、私以外の留学生の大学生活に少しでも携わることができて嬉しく思います。

マーレイ州立大学の正門にて


 

・編入学を考えている生徒へのアドバイス。そして留学を考えている人へのアドバイスをお願いします。

 

 まずは編入学を考えている皆さん、1日1日を大切にしてください。

 何気なく過ごしている日々を見直し改めて自分自身と向き合ってみてください。なぜ自分がそこにいるのか、何のためにいるのか、誰のためにいるのか、誰のおかげでそこにいることができるのか一度考えてみてください。そして自分に問いかけてみてください、宿題はきちんとしているか?授業に集中しているか?ただ座っているだけじゃないか?留学していること、アメリカにいる事を大いに生かせているか?遊ぶも勉強するも自分次第です。留学に失敗や成功があるのかはわかりません。ですが、全員ができるわけではない留学という貴重な体験をさせてもらっていることを十分に理解した上で自分の行動に責任を持ってください。そうすることにより、おのずと次の道が見えてくると思います。

 

 留学を考えている皆さん、是非新しい世界への一歩を踏み出してみてください。

 皆さんの周りにはたくさんの人がいて、たくさんの留学に対する意見があると思います。もちろん良い事だけではありません。現実的な話をすると日本の国公立大学に通うことよりもそれなりに費用はかかります。家族、特に両親には大きな心配をかけます。違う国で一人で生活をしていくことに孤独を感じることもあります。ですが、日本では見られないもの、学べないものがあります。留学して改めて感じるお金の価値や家族、友達の大切さ、留学して初めて目にする光景や新しい人との出会い。

 

 これはあくまでも私の個人的見解ですが、留学してよかったと思っても後悔を抱くことになっても、少なからず何かを学ぶことができるはずです。何も学ぶことがなければ留学に対して良し悪しも思わないでしょう。人生は一度きりです。私はやって後悔することよりもやらなくて後悔することが嫌いです。だからこそ、自分の中で悔いが残らないよう多少周りに迷惑をかける事になったとしても己の道を突き進みたいです。もし今留学を考えているのであれば、もしくは迷っているのであれば、自分の背中を押してみてください。一歩踏み出したその先にはあなたの新しい人生が待っていると思います!

 

 


 マーセッド大学主催の奨学金授与式が開催、昨年に引き続き複数の日本人留学生が受賞

 

川井田優さん

California Women For Agriculture Scholarship、Hughes & Margaret Smith Scholarship受賞!

 今年もマーセッド大学主催の奨学金授与式が開催され、昨年に引き続き複数の留学生が奨学金を獲得しました。

 

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