マーセッド大学のISS(International Student Services:留学課)では、留学生に向けて様々なイベントを開催しています。今回は、今年初めて開催されたワークショップについて紹介します。
安全に対する意識は、日本とアメリカでは大きな違いがあります。日本で生活していると気がつかない点ではありますが、日本は世界的にみても比較的、安全な国といえます。しかし、留学生が日本での感覚でアメリカの日常を過ごしてしまうと危険な目に遭遇する恐れがあるため、ISSでは留学生の到着時に、安全に関するオリエンテーションを開催しています。
マーセッドで生活する多くの留学生が移動する際に必需品となるものが自転車です。アメリカのほとんどの地域では、地形や治安上の問題で、通学に車や公共交通機関の利用が必要になります。マーセッドの魅力は、平坦な地形と治安を考慮したホームステイ先の選定によって、生活圏を自転車で移動できるという点にあります。
今回は自転車盗難防止の為、ISSから留学生に向けてバイクロックの無料貸し出しが行われました。アメリカでは、必ずと言ってもよいほど自転車の鍵をつけないと盗まれてしまい、安価な鍵は切られてしまい、サドルやタイヤだけでも盗まれてしまうことさえあります。その為、ISSでは40ドル相当のバイクロックを購入し、重厚な鍵を留学生一人ひとりへの貸し出しを行いました。マーセッド大学に駐在している警察官も今回のワークショップに参加しており、警察官から直接、防犯対策の指導も行われました。
このようにマーセッド大学の留学課オフィスでは、様々な活動を通じて、留学生のよりよい学生生活の為に支援を行っています。
今後も当コラムでは、こうしたISSの取り組みを紹介していきます。
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