【学生コラム】MC奨学金制度を完全解説

皆さん、こんにちは。

前回のコラムから大分間が空いてしまいました。

私ごとではありますが、先月の5月をもってマーセッドカレッジを卒業しました。

私の学生コラムも今回を含めて残り2回の予定です。

最後までどうぞよろしくお願いします。

 

さて、今回は題名にもありますようにマーセッドカレッジの奨学金制度についてご紹介させていただきます。

既にこちらの記事でもご紹介されているように、留学生にも奨学金を獲得するチャンスはあります。

今回はマーセッドカレッジの奨学金制度について、私の経験もご紹介しながら詳しくご説明させていただきます。

まずマーセッドカレッジの留学生が応募できる一般的な奨学金は2つあります。

①  マーセッドカレッジ主催の奨学金

②  留学生オフィス主催の学費免除奨学金

それらに加えて、学生によっては応募できる奨学金も存在しています。

③  各学部主催の奨学金

④  各クラブ主催の奨学金

 

それぞれについてご紹介します。

①マーセッドカレッジ主催の奨学金

募集時期:毎年3月

応募資格:最低12単位の履修を既に終えている学生

必要書類:申込書、カレッジの成績証明書、エッセイ(最大2ページ)

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※参考:書類は2020年のものです
マーセッドカレッジ奨学金申し込み用紙.pdf
PDFファイル 205.6 KB
ダウンロード
※参考:リストは2020年のものです
マーセッドカレッジ奨学金リスト.pdf
PDFファイル 310.8 KB

基本的には申込書の説明通りに沿って記入していけばよいですが、1番時間のかかる作業が、奨学金探しとエッセイです。

右上添付の奨学金募集リストをご覧になればわかるかと思いますが、マーセッドカレッジでは毎年100を超える企業、団体、個人から総額$100,000(約1000万円)が奨学金のために寄付されます。ですので、リストにもありますように、それぞれの出資者=それぞれの奨学金によって金額が違ったり、応募資格が異なっています。(※関連記事)

例えば、右図の奨学金では、

“評定成績3.0以上の4名に$500の奨学金を提供し、その内訳は、教育系専攻に1名、医学系専攻に1名、農業系専攻に1名、エンジニアリング専攻に1名”

となっています。

 

こういった説明が約100以上ありますので、奨学金を応募する際は、自分が応募資格に合っているか1つ1つの奨学金の説明を確認しなければなりません。ですが、応募数に制限はありませんので、応募資格に合っている奨学金の数が多いほど、奨学金を獲得するチャンスが増えます。

 

そして、もう1つ手間がかかるのがエッセイです。

このエッセイで奨学金を得られるか得られないかの命運が大きく分かれます。

エッセイでは自身の経済状況の内容を必ず含めなければなりませんが、それ以外の内容は自身をアピールする最大の機会です。自分のバックグラウンド、自分が取り組んできたこと、自分の思い描く将来…

内容が具体的であればあるほど、審査員の共感を得られます。

 

私の場合は、2019年に$1,000と$400、2つの奨学金を受賞いたしました。

そのときは、自身の取り組んでいた活動も多くあったためアピール材料はあったのですが、エッセイを如何にインパクトにあるものにするかに悩んでいました。そこで、お世話になった英語の教授のもとへ何度も足を運び、文章作りのアドバイスをいただきながら納得のいくエッセイを完成させることができました。

 

マーセッドカレッジ主催の奨学金は、現地の学生も応募する奨学金のため、簡単には受賞はできませんが、アピール材料をしっかりそろえて入念な準備を怠らなければ、留学生にもチャンスはやってくると思います。

 

②留学生オフィス主催の学費免除奨学金

募集時期:毎年10月

応募資格:最低1学期を終えている学生(語学学校生は対象外)

必要書類:申込書、エッセイ(最大3ページ)、推薦文2枚、カレッジの成績証明書

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※参考:書類は2019年のものです
留学生授業料免除奨学金申し込み用紙.pdf
PDFファイル 244.7 KB

この奨学金は完全留学生用の奨学金です。

約$1500の授業料免除が授与されるので、毎年多くの留学生が申し込みますが、受賞者数は毎年約10名となっており、それまでいかに真摯に取り組んできたか、またエッセイで自身をアピールできるかが重要になってきます。つまり、他の学生と差をつけるということです。(※関連記事)

また、カレッジの奨学金とは異なり、推薦文2枚の提出が必須となっています。こちらに関しては、教授、カレッジ職員、ホストファミリーなど、心からあなたを推薦してくれる方々に頼みましょう。推薦文の内容も吟味されるため、あなたにとって思い入れのない方に推薦文を書いていただいても、当たり障りの無い文章になってしまいますので、普段からの交流や信頼関係構築が大切になります。

私も普段からお世話になっている教授やカウンセラーに推薦文をお願いし、2019年に学費免除賞をいただくことができました。

 

ここからは特定の奨学金となります。

 

③各学部主催の奨学金

学部によっては、学部ごとに奨学金の募集を設けている学部があります。

私は農学部でしたので、今回は農学部の奨学金についてご紹介させていただきます。

マーセッドカレッジは農業が盛んなセントラルバレー地区に位置しているため、多様な農業学プログラムが提供されています。そのため、マーセッド地区の農家や農業系企業との繋がりも強く、様々なイベントの運営をはじめ、奨学金の募集も独自で行っています。

 

募集時期:毎年5月

応募資格:農学部関連専攻、GPA2.0以上、農学部主催の活動に積極的であること、地域の活動に積極的であること、将来農業関連の職業を考えていること、経済的援助が必要であること

必要書類:申込書、申込書に記載してある必要事項を含めたエッセイ(最大1ページ)

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※参考:書類は2020年のものです
農学部奨学金申し込み用紙.pdf
PDFファイル 164.9 KB

こちらは勉学というよりも、どれだけ積極的に活動に取り組んでいるかが重要になってくると私は感じます。

私の場合は、もちろん様々な活動に取り組みましたが、それに加えて普段の授業からわからないことは積極的に質問して、まずは名前を覚えてもらうことから始めました。

そういった意識を持って2年間農学部の授業や活動に取り組んだ結果、農学部教授からはもちろん、現地の学生からも信頼を得ることができ、2019年に$500、2020年に$1000の奨学金をいただくことができました。

 

④各クラブ主催の奨学金

こちらも農学部主催の奨学金と同じく、クラブ単位で奨学金を募集しているクラブもあります。

今回は私が所属していたAlpha Gamma Sigma(以下AGS)主催の奨学金をご紹介いたします。カリフォルニア州の各コミュニティカレッジには、AGS (もしくはそれに近い名前)クラブがあり、カリフォルニア全体でAGS関連クラブを運営している大元の組織が、毎年4月に各コミュニティカレッジのAGSを招待する大規模な交流会を行っています。

その交流会に合わせて毎年奨学金が募集されます。

 

募集時期:毎年2月

応募資格:

Academic Scholarship

-   募集学期終わりまでに60単位以上の履修を終えていること

-   募集学期とその1つ前の学期にAGSに所属していること

-   GPA 3.75以上

 

-   1つ前学期のGPA 3.0以上

Service Scholarship

-   募集学期終わりまでに30単位以上の履修を終えていること

-   募集学期とその1つ前の学期にAGSに所属していること

-   GPA 3.0以上

 

-   1つ前学期のGPA 3.0以上


必要書類:エッセイ(各詳細は以下のPDFを参照)、カレッジの成績証明書

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※参考:書類は2020年のものです
AGS奨学金申し込み用紙.pdf
PDFファイル 70.2 KB

AGSについてより詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

こちらの奨学金は、上記にもありますように、アカデミックとサービスの2種類が募集されています。

それぞれによって応募資格や提出書類がことなるため、情報をしっかり読んで準備する必要があります。

また、各学校4名ずつ選出されるため、まずは校内選考からはじまり、その後選ばれた4名(各奨学金に2名ずつ)が、奨学金に応募する資格を得ることができます。

そして、毎年4月に行われる大規模な交流会にて表彰式が執り行われます。

今年はコロナによって交流会は中止になってしまいましたが、奨学金の募集は行われ、私ごとですが$1000のAcademic Scholarshipをいただくことができました。

 

このように、マーセッドカレッジだけでも現地生留学生問わず、豊富な奨学金が募集されています。

そのほかにも、Phi Theta Kappaという奨学金を積極的に募集しているクラブ(こちらはアメリカ全土規模)もありますし、インターネットで検索すると出てくる奨学金もたくさんあります。

 

私もそうでしたが、日本にいる学生にとって、留学先で現地生と競い奨学金を獲得するということはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、事実私は奨学金を受賞することができています。

 

私が大切にしてきたことは、“考えるよりもまずは行動”です。

失敗を恐れて行動しないのは、誰もができることです。

奨学金を獲得したり、目標を達成したり、夢をかなえたりしている人たちは、必ず行動、挑戦しています。

ですので、皆さんも留学生活に限らず、日常から見直し、“興味のあることにはまず行動”という意識をもって生活してみてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回のコラムが最終回となる予定です。

宜しくお願いします。

 

羽田野 力椰

 

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