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新学期の様子や変更点 新入生インタビュー

 8月15日からMerced Collegeでは新学期が始まりました。それぞれのホームタウンから帰国した多くの留学生、そして新入生の面々が揃い、今年は約30名の留学生がMerced Collegeへ入学しました。新入生は地元の学生とカフェテリアで会話をするなど積極的に英語でコミュニケーションを取ったり、クラブ活動でチームメイトと親交を深めるなど一人一人が充実した好調な歩み出しで彼らのこれからの活動に期待が膨らみます!

 

 履修方法の変更点

 さて今学期からクラスの履修方法が以前とは変更になりました。

 

(例1)秋学期に合計12単位中2つのオンラインクラスに登録した場合、1つのオンラインクラスを対面クラスに変更すること。

(例2)秋学期に合計15単位以上登録していて、2つのオンラインクラスを登録している場合はそのまま2つのオンラインクラスは維持できますが、残りは全部対面クラスで行う必要がある。

※2020年3月9日以前にMerced Collegeに在籍している学生にはこの規制は適用されません。

 

オンラインのみのクラスの履修は許可されておらず必ず対面クラスを受講することが求められますので、学生の皆さんは十分に気をつけてください。もし対面クラスを履修できていない学生がいましたらカウンセラーに相談してください。

 

 

 新入生へのインタビュー

  今学期から新しくカレッジ生になる学生もたくさんいます。それぞれ充実したスタートを切っている様子です。そこで今回はMerced Collegeへ入学した経緯やそれぞれの専攻科目、留学の熱意などを合計5名の新入生にインタビューをしました。今回インタビューをした新入生の中には、コロナ禍で留学を延期してようやくこの夏渡航してきた人もいます。そのような状況でも、彼らがどう留学へのモチベーションを維持してきたかなどにも注目してご覧下さい。

 

 

大山万尋(まひろ)さん

1, Merced Collegeを選んだ経緯

 都心部よりも比較的安く生活できると思いました。また、アメリカでバスケットボールをするために進学先を探していたらY.E.Sのホームページを見つけ、現地でプレイをしている人たちの様子をホームページで見た時に憧れを抱くようになりMerced Collegeを選びました。

 

2, 専攻科目

 現在は社会学ですが、心理学に変更しようか迷っています。

 

3, ホームステイでの過ごし方や充実度

 ホストファミリーの方々は私のことを本当に理解しようとしてくれて、毎日がとても楽しく過ごしやすいです。バスケ部は早朝練習があるのですが、私のためにわざわざ早起きをしてくれて車でキャンパスまで送ってくれることは感謝してもしきれません。

 

4, 今後の展望

 この2年間は文武両道できるように頑張っていきたいです。

 

5, 留学に向けてどんな準備をしたのか、そして熱意

 Merced Collegeに入学する上で、TOEFL ITPの基準スコアを取る必要があったので、そのスコア取得の準備をしていました。

現在は勉強に部活動と、毎日がとても忙しく日々の生活を送るのに必死ですが、留学をしてよかったと思える様に後悔なく頑張っていきたいと思います!

 

6, コロナ禍での留学へのモチベーション維持方法

  元々モチベーションを維持することは得意ではなかったです。正直、コロナウィルスの影響で1年留学が延期になってからモチベーションを保つことがとても大変でした。ですが、海外の方のYouTubeを見たりしてイメージを膨らませていました。

 

 

高橋千賀(ちか)さん

1, Merced Collegeを選んだ経緯

 カリフォルニア州立大学に編入するのが目標なのですが、コロナウィルスの影響で2年間のブランクもあり、そして英語力にも不安があったので編入率の高いMerced Collegeを選びました。

 

2, 専攻科目

 政治学

 

3, ホームステイでの過ごし方や充実度

 私は今Merced市内のダウンタウンの近くで優しいご夫婦と2匹の犬と一緒に住んでいます。家のルールはそれぞれで違うとは思いますが、私のホストファミリーではキッチンを清潔に保つこと、自分の部屋も清潔に保つこと、そして帰りが遅くなる時には必ず連絡をすることの3点です。普段はホストファミリーと一緒に映画鑑賞や犬の散歩、またキッチンで一緒に料理をしたりしています。土日祝日はホストファミリーの友人宅に遊びに行ったり、買い物やアート展へお出かけしたりします。ホストマザーがスペイン語を話せるので、スペイン語の勉強も同時にしています。

 

4, 今後の展望

 アメリカの四年制大学に編入し、国際関係学を勉強したいです。そのためにもっとたくさんの人と交流していきたいです。

 

5, 留学に向けてどんな準備をしたのか、そして熱意

 留学をするまでの2年間は、英語で映画を観て耳を慣らしたり、バイトをしてこちらでの生活費を貯金する、また編入するために必要な科目を事前に調べたりということをして過ごしていました。

海外で勉強をするのは小さい頃からの夢でした。それは知らない文化や新しい言語を習得し交流の幅を広げていくことが好きだったので、今回無事に渡航できたのはすごく嬉しいです。この機会を大切にして頑張りたいと思います。

 

6, コロナ禍での留学へのモチベーション維持方法

 やはり一時期諦めようと思った時もありましたが、小さい頃からの夢を叶えたいという気持ちでした。しかしその気持ちとは反面に不安の気持ちもいっぱいでした。けれどそれが原動力となり今自分ができることをやらなければの思いで、自分の専攻に関連する演説をTED TalkやCNNなどの媒体を利用してモチベーションを維持していました。

 

畠山亜麻羅(アマラ)さん

1, Merced Collegeを選んだ経緯

 従兄弟がカナダに住んでいるため、初めは行ったことのない国に行ってみたかったのがきっかけです。そこで英語圏であるアメリカかイギリスで大学を探していたところ、ちょうど白鵬女子高校(出身高校)と協定を締結したコミュニティーカレッジを知りました。そこは専攻科目が豊富、尚且つ留学生サポートもしっかりしていたので、当時の私自身の英語力と金銭面を考え、Merced Collegeを選びました。

 

2, 専攻科目

 一般ビジネス学

 

3, ホームステイでの過ごし方や充実度

 最初は家に着くまでは不安でしたが、会った瞬間暖かく歓迎してくれて、わからないことは丁寧に説明してくれたりと、本当の家族の様に接してくれて今ではとても安心して暮らせています!

 

4, 今後の展望

 卒業後はカフェかファッション関係の会社を起業したいと考えています。日本だけではなく海外にも展開していき、できるのであれば支援活動もやりたいと考えています。

 

5, 留学に向けてどんな準備をしたのか、そして熱意

 英語力やコミュニケーション力を補う勉強はもちろん大切ですが、料理や家事をしっかりとできるようにしたり、当分会えなくなる家族や友達との時間を増やしました。そのおかげか今のところはホームシックにはなっていません。(笑)

留学は本当に貴重な思い出、経験、知識になると思います。環境が大きく変化することに対応するのは決して簡単なことではないし何が起こるかも分からないけど、今しかできないことや留学でしか得られないことばかりだと思うので、自分を信じて、課題に追われながらもアメリカ生活を存分に楽しんで、いつか留学してよかったと思えるようにしたいと思っています!

 

6, コロナ禍での留学へのモチベーション維持方法

 高校卒業後にまもなく渡航できたこともあり、コロナ禍でも私は関係なく留学をしたいという気持ちがあったのですが、準備の段階ではやはり家族や周りに心配されて不安にはなりました。けれど、それがきっかけで留学ができなくて後悔する方が嫌だったので心配を振り切って準備を始めました。そしてそれは日本でもアメリカでもどの国にいても、同じだとも思いました。

 

 

友重大和さん

1, Merced Collegeを選んだ経緯

 いくつか候補があった中でアスレティックトレーナーのプログラムがあること、学費・生活費を安く抑えることができることが大きな決め手となりました。

 

2, 専攻科目

 運動機能学

 

3, ホームステイでの過ごし方や充実度

 僕のホームステイでの生活はホストファーザー、イタリア人のルームメイトの3人で暮らしています。平日はいつも同じ時間に3人で食事をとり、それぞれの国の文化や生活の違いの話などをしています。そして週末にはホストファミリーとどこかへ出かけたりするなど、とても充実しています。特に現地の方と暮らすことができるので英語の勉強にもなります。

 

4, 今後の展望

 僕はアスレティックトレーナーになりたいので、卒業後は四年制大学へ編入し、そして大学院に進学し資格を取得したいと思っています。

 

5, 留学に向けてどんな準備をしたのか、そして熱意

 僕は中学、高校ではずっとスポーツをしていて勉強はほとんどしていません。そして特に英語が苦手でした。しかし、留学を決意してからは入学のための資格を得るために毎日時間を決めて英語を勉強していました。それと同時に親元を離れることになるので身の回りのことは自分でできるように、さらにアメリカなどのニュースを見て情報を得るようにしていました。

僕は今までスポーツをしてきたのでアメリカのスポーツ文化に興味があり、ずっと体験してみたいと思っていました。そしてアメリカでのトレーナーの仕事を見つけ、将来自分の職業にしたいと思うようになりました。今、そのスタートラインに立つことが出来たのは両親のおかげなので、時間を無駄にしないように目標を達成したいと思っています。

 

6, コロナ禍での留学へのモチベーション維持方法

  僕は高校卒業後渡航できたこともあり、モチベーション維持に関しては特に悩むことはありませんでした。

 

野坂亮介さん

1, Merced Collegeを選んだ経緯

 まず1つ目の理由は、授業が少人数制で行われているため教授との距離が近く、わからないことがあればすぐに質問に行ける環境があると感じた為です。2つ目は、学費が比較的安く、卒業後は四年制大学への編入を検討していたので節約になると思いました。3つ目は、比較的日本人が多いということです。多くの人は日本人が少ない環境を選ぶとは思いますが、私の場合はしばらく英語の勉強から離れてからの留学だった為、何かあった際に言葉の壁なく頼れる人がいる方が良いと考えました。初めから日本人の少ない環境に行きどっぷり英語に浸かることも良いことだとは思いますが、私はMerced Collegeで過ごす1年は英語の特訓期間として捉え、現地の学生と友達になって話すことや、ホームステイ先でのコミュニケーション、授業等を通して、まだまだ拙い英語を上達させる場として考えました。また、いざというときは日本語でも意思疎通できるという環境に魅力を感じました。

 

2, 専攻科目

 ビジネス学

 

3, ホームステイでの過ごし方や充実度

 現在、私とUC Mercedに通うアメリカ人学生と84歳になるホストファーザーの3人で暮らしています。渡米後最初の2ヶ月半はホストファーザーと2人で生活し、8月中旬に新しくアメリカ人学生が入居してきました。ホストファーザーがご高齢なので基本的にどこかへ連れて行ってもらうことはありませんが、買い物などは一緒に行くことが多いです。ホストファーザーは親切で免許を取得する際も車を貸してくれて、現在はホストファーザーが乗らない時は自由に使って良いと言われており保険にも加入させていただきました。基本的な一日の流れとしては、起床後にカレッジで授業を受け、その後はライブラリーないしは自宅に戻って課題を終わらせ、夜は自炊をするという流れです。また自炊の際には家にある食材は好きに使って良いと言っていただきました。そして自分の部屋もありますし、静かな環境なので非常に充実しています。

 

4, 今後の展望

 正直なところなりたい自分像はありますが、何をどうしてという点がはっきり決まっておりません。ですが、会社経営やマネジメントに非常に興味があり将来的には起業ということも視野に入れビジネス学を専攻しています。物心ついた頃よりクルマが常に好きで、渡米前、日本では輸入中古車販売店でも勤務しておりました。ベンツやBMWはもちろん、ポルシェやフェラーリ、アストンマーティンなど世界の名車と関わる仕事は毎日新しい発見があり非常に刺激的な日々でした。今後はそのような自動車産業や貿易、クルマの面白さや魅力に関わる仕事がしたいと考えています。まだ漠然としていますが、年齢的にもアメリカで学生をしているこの3年間が勝負だと考えています。自動車関連分野にしても自分自身がその中の何に興味があってどういうことをしたいのか、今以上に自分と会話をして今後について考え行動していきたいと考えています。アメリカでは多くの自動車関連企業のイベントもあるので積極的に足を運びチャンスがあれば挑戦したいと思いです。

〜参考までに〜

(学生時代から勤務していた輸入車販売店も求人が出ているわけでもないのに、業界で有名な方が独立したと知り、直接お店に伺い働けないかお願いをし、実際に採用していただいたことや、興味のあるIT企業がコロナの影響で電話対応をしていない際、オフィスまで直接伺い入口から誰か出てくるのを出待ちして事情を説明し人事の方につなげていただいた経験があります。行動すれば少なからず何か得られるものはあると信じていますのでイベントなどでも関係者とお話しすることで何か得られるのではと信じております。)

 

5, 留学に向けてどんな準備をしたのか、そして熱意

 一言でいえば、私にとってこれが自分の人生の方向性を決めるラストチャンスです。そのため、熱量としては非常に高いです。というのもざっくりこれまでの経緯をお話しすると、高校卒業後は医学部を志望して2年間浪人、そこである種の挫折を経験し大学では語学系の専門学校へ入学、卒業後いざ渡米という時期にコロナウィルスの影響で渡航できず、一旦は就職も考え輸入車販売の仕事と並行してITベンチャー企業に入社し、海外事業部と広報PR・マーケティング部を兼務する中で、英語の必要性に改めて気づき、渡米を決意。私自身今年で26歳になります。今思い返して見るとこれが最短だったのかなとは思いますが、人より遠回りしていることもまた事実です。英語を使いこなせることは今後の時代の流れにおいてプラスαではなくベーシックになると考えています。そんな時代の流れに取り残されずに世界の人々と同等に仕事をできる人間になるためにも、可能な限り良い成績で編入を実現し、自身の今後のキャリアにつなげていきたいと考えています。また、日本では当たり前なことがアメリカでは当たり前ではないことも多くあり、良い意味でこれまでの自分の価値観を壊し、アメリカで経験できることをし、語学力を磨きながら挑戦していきたい思いです。

 

6, コロナ禍での留学へのモチベーション維持方法

 私の場合はずっと留学に行くのか行かないのかモヤモヤした状態で過ごしていました。この感覚は1年目の浪人が終わった時に感じた感覚とすごく似ていて、当時医学部を諦めて薬学部にするか悩みましたが自分の中で諦めがつかなかったため2浪目を決意しました。その時の決断を後悔したことは一度もありません。それは自分が納得できるところまでやって到達できず、諦めがついたからです。つまり、このモヤモヤな気持ちがある時点でやらないよりやった方が良いと思いました。きっとこのまま留学せず年を重ねた時に後悔するだろうなということもわかっていたからです。留学は今しかできません。大人になってからもできないわけではないですが、年を重ねるにつれて諦めるための理由が増えていくのも事実です。モチベーションの維持という表現が正しいかはわからないですが、後悔したくないから行くと決めてしまっていたので、そう決断してからはずっと気持ちは留学に向いていた気がします。全ては考え方次第だと思っています。そもそも半ば半分諦めていた留学に再挑戦しようと強く思った出来事があります。英語に関して一番危機感を覚えた時です。それはIT企業の海外事業部のお仕事をしている時でした。その企業はベンチャーだったので社長との距離も近く、社長自身も15歳からカナダで生活をしていた方だったため英語が堪能で海外事業部も担当されていました。私が留学予定だったことを面接時にお話ししていたので、やってみないかということで海外事業部も兼任させていただきました。主な仕事は資料の翻訳業務や海外取引会社とのミーティングに参加し、その議事録を書くことでした。ミーティングは隔週で行われており、いくつかのプロジェクトが同時進行していたため、内容を把握するのも大変でした。ですが、主にシンガポールとアメリカの企業様との会議に参加し、会議の中で話されたこと、次回会議までのTo Doなどを書き出すことを仕事として行ってました。これまで私自身も英語で授業を行う語学学校を卒業したものの、会議で話されている英語は話すスピードも非常にはやく半分理解できるかどうかというレベルに衝撃と焦りを感じました。この時に流暢に英語を話し先方とコミュニケーションを取る社長をはじめ、他のメンバーの方々もかっこよく見え、私自身もそうなりたい、このまま中途半端な英語ではダメだと強く感じ、今までモヤモヤしていた気持ちから、もう一度挑戦しとうと思うきっかけとなりました。何より周りの友達にも留学に行くと言ってずっと行かないままだったので、恥ずかしかった部分も正直ありました。また、日本で特にやりたいことが見つからないままだったので非常に良いきっかけとなりました。自身の年齢も気にしていましたが、社長に相談したところ、年齢を気にする必要なんてないし、人は自分の知っていることの中からしかなりたいものを見つけることができない。世界にはお前が考えている以上に色々な人がいるし色々な仕事をしている人がいるんだから、焦らずにさまざまな新しいことを経験してきたら良いんじゃないかと言っていただき心が晴れたのを思い出します。

 

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