トビタテ短期留学体験談:櫻井春乃さん

トビタテ!留学JAPAN マーセッド短期研修

神奈川県・横浜高校の3年生、櫻井さんがトビタテ!留学JAPANを通して、マーセッドカレッジに短期留学をしました。

櫻井さんは以前にトビタテ!留学JAPANに応募し、見事奨学金を勝ち取ったものの、コロナウイルスの影響により留学が見送られていました。なんとか高校在学中に留学をしたいということで、今回卒業前のこの時期に3週間、短期研修が実現しました。今回はインタビュー形式で話を聞いたので、以下は櫻井さんが実際に答えてくれた内容となります。

語学研修

今回は、マーセッドのダウンタウンで実施されたESLクラスとマーセッドカレッジ内で実施されたMCELIクラス、そしてカレッジの英語の授業(ESL-40)に参加をしました。

授業がとても楽しかったということが一番の感想です。また、授業に出席している人たちがどんどん発言もするし、質問もすることに驚きました。そこが日本の授業と大きく異なる点だと思いました。

また、特にダウンタウンで行われたESLの授業は様々な国の、異なる年齢の方が授業を受けていたので、その部分も非常に印象的でした。

ホストファミリーとの生活

今回、ホームステイをしたのはフィリピン系の方のお家だったので、家での食事はフィリピン料理がメインでした。どちらかというと、フィリピン料理は日本に近い感じだったので食事面で苦労することはありませんでした。また、アメリカといっても様々な国の方が住んでいるので、家庭によって食事の内容が異なることを実感しました。

また、ホストシスターがとてもアクティブな方だったので、一緒にテニスをやったことも良い思い出です。

日本文化の共有

今回、和太鼓をやりたくて、渡米をしましたが、未だにコロナの影響があって飛び込みの練習参加ができないということで、実際に太鼓を叩くことはできませんでした。しかし、カレッジの英語の授業とMCELI(マーセッドカレッジ語学学校)の授業内で和太鼓に関するプレゼンテーションを実施することができました。そこでは実際に日本から持ってきた「バチ」や「ハッピ」も披露しました。また、事前に準備をしていた動画も流すことができ、太鼓を実際に叩くことはできませんでしたが、太鼓の良さを少しでも多くの人に知ってもらえたのではないかと感じています。

また、ホストの家では「お好み焼き」を振る舞いました。作るのが比較的簡単で、アメリカでも材料が手に入りそうなことから今後も作って欲しいという思いを込めてお好み焼きにしました(事前に鰹節などはアメリカで手に入りにくいということを知っていたので、鰹節は日本から持ってきました)。ホストもとても喜んでくれました。

日本とアメリカの違い

アメリカでは人の暖かさを感じました。また、こっちにいる人はコミュニケーションを良くとる印象を受けました。お店などでもフレンドリーに話しかけてくれることがあり、たった一言でも嬉しく感じました。また、普段住んでいるところでは星はよく見えないのですが、今回アメリカにきてすごく星が綺麗だったことも印象に残っています。日本では人や建物が窮屈なように感じますが、アメリカではもっとのびのびと生活できたように感じます。

 

一方で、日本はとても綺麗な国ということを改めて感じました。また、湯船に浸かる文化も改めて良いなと感じました。

一番苦労したこと

やはり、英語面が一番苦労しました。ホストが話すスピードについていくのが大変でした。また、ネイティブの方だけではなく、訛りがある方と話をすることも多々あったので、そのような状況で英語を聞き取ることは非常に苦労しました。

ただ、大変だなと思った反面、生活をしていくうちにわからないことは聞き返すことができるようになっていったので、その点においては自信がつきました。また、聞き返してもホストはしっかりと受け入れてくれたので、そこでも人の暖かさを感じることができました。

3週間を終えて

充実した楽しい3週間でした。本来はもっと早くアメリカに来る予定でしたが、コロナの影響でこの時期となってしまいました。ですが、逆に大学生になる直前のこの時期に来ることができてよかったと思います。アメリカで3週間過ごし、これから始まる日本の大学生活での目標もできました。アメリカの授業で他の学生から学んだ積極性な姿勢は、日本の大学に入っても活かしていきたいと思います。

また、日本の大学は「なんとなく英語が必要そうだから」という理由で選びましたが、今回アメリカに来たことでもっともっと英語を学びたいと感じました。英語に対するモチベーションが上がったことはとてもよかったと思います。そして、もし可能なら日本の大学でしっかりと英語を学んで、いつかマーセッドに戻って来れたら良いなと思います。その時は、今回ホームステイをした家族に会いに行って、もっともっとコミュニケーションを取りたいと思います。

ヨセミテ視察とサンフランシスコ視察

今回、課外学習として、UCマーセッド、ヨセミテ国立公園とサンフランシスコにも行きました。充実した時間を過ごすことができました。UCマーセッドはとても規模が大きくてすごく驚きました。何回行っても良いくらいとても良い大学だと感じました。

サンフランシスコに行った時は非常に風が強かったのですが、それも良い思い出です。

最後に

櫻井さんは、コロナウィルスの影響で予定よりも留学時期が遅れこの時期の短期研修となりましたが、だからこそ、今回様々な工夫をしながら3週間を過ごしていたように思います。

日本で当たり前に過ごしていたことでも、アメリカに来て環境や文化が変われば苦労することも多々あったはずです。その中でも自分で工夫をして、何かを得ようと3週間生活をしていました。
3週間で英語力が飛躍的に伸びるということはありませんが、櫻井さんを含めて多くの学生がこのような短期研修を通して、これまでの自分と向き合い、新たな考え方に出会ったり、帰国後のモチベーションや学習意欲が向上し、その後もっとたくさんの目標や挑戦したいことが見つかります。そして中には、中長期の留学を目指す学生もでてきます。

櫻井さんが今回の研修を今後の成長へと繋げ、更にグローバルな感覚を持ちながら前へ進んでいってくれることに期待しています。

そして、櫻井さんが話してくれたようにまたマーセッドに来て、今回の自分と将来の成長した自分の比較ができる日を現地でも楽しみにしています。


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