卒業生インタビュー:亀谷汐里さん

Q. マーセッドカレッジでの勉強・授業はどうでしたか(苦労したことやそれに対して工夫したことなど)

授業で専門用語が出てくると教授の話についていけなくなってしまうので、とにかく時間をかけて予習を行いました。

Q.マーセッドで勉学以外に取り組んだものは何ですか。また、それはどうでしたか

学校外で地域の人と関わる機会を作りました。私のホストがキリスト教で毎週教会に行っていて私のことも誘ってくれていたので教会に行って色々な人と話しました。日本では教会に行って聖書を読むことはほとんどなかったけれど、教会に行って牧師の方が聖書を読み、それについて説明をしてくれたのでより深くキリスト教に触れることができました。

Q. アメリカ留学(マーセッド留学)で印象的だったことは何ですか

カレッジには様々な年齢の方が通っていることが印象的でした。

Q. 一番楽しかった思い出は何ですか

友達と行ったLA旅行が一番の思い出です。

Q. ホストファミリーとの生活はどうでしたか

ホストと夜に映画を見たり、野球やアメフトの試合を見ることが楽しかったです。また、ホストの家族が誕生日やイベントごとに家に来て一緒にパーティーをしたこともとても楽しかったです。

私の家では洗濯やシャワーなどはいつでも自由に使用できたのですが、食事の量が足りないと感じることが多く、自らホストと何度か話をしました。1日3食、ご飯、おかず、スープ、サラダが出てくる日本の食文化とこちらの食文化は全く違うので物足りないと感じることもありました。学校生活にも慣れ、時間が確保できるのであれば自分で食事を作るということも一つの工夫だと思いました。

Q. 2年間の中で一番成長したと感じる点はどこですか

日本では何かあるとすぐに家族に頼っていました。しかし、マーセッドでは全て自分でやらなければならななかったので、試行錯誤を繰り返しました。また、誰かに頼って全て解決してもらうのではなく、アドバイスをもらうなどして自分の力で解決することができるようになったと感じます。

Q. マーセッドでの留学生活の総括をお願いします

計画とは全く違う専攻に変更したこともあり、特に初めは留学生活が上手く行くのか不安でいっぱいでした。また、自分の専攻した授業が本格的に始まったときには、自分が今学んでいることが将来役に立つのだろうか、自分の選択は間違っていたのではないだろうかと、たくさん悩みました。しかし、たまたまライブラリーやカフェテリアで会った人と仲良くなり話をしていくうちに、ポジティブな考えに変えられるようになりました。アメリカでは日本よりも選択肢が多かったり、一般的な考え方にとらわれない人が多かったり、勉強面だけでなく様々な人に出会ったことで多くのことを学ぶことができました。初めは自分の将来とは全く関係ない専攻で、正直好きでもなく、楽しくもないと感じていましたが、この2年間で自分自身の視野が広がり、夢である国際看護師になることだけでなく、マーセッドで学んだビジネスの知識を生かした活動もしていきたいと夢がもっと大きくなりました。

Q. 今後の予定(編入、就職、OPTなど)について教えてください

日本の看護学校へ入学予定です。

Q. 将来の夢や進路など今後の目標を教えてください

国際看護師として貧困地域や紛争地域で活躍する看護師になります。また、ここで学んだビジネスの知識も生かせる活動もしていきます。

Q. 留学を考えている人へのメッセージをお願いします

留学は本当に大きな決断だと思います。英語力だけではなく、もちろん費用面でも悩むと思います。英語力を身につけることだけであれば、正直インターネットやSNSを使用したらネイティブの人と繋がれますし、単語や文法は日本でも勉強できると思います。

ですが、留学では英語力はもちろんですが、様々な文化や考え方に触れることで自分の考え方も変わったり、色々な発見があったり、もっと多くのことを学べます。もし、留学を考えているのであれば一度挑戦してみた方がいいと思います!やらないで後悔することが1番勿体無いです!

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