卒業生インタビュー:森田晃平さん

Q. マーセッドカレッジでの勉強・授業はどうでしたか(苦労したことやそれに対して工夫したことなど)

私は編入志望だったので勉強面に関しては良い成績をキープするために必死でした。日本で得意だった科目に関しては苦労しませんでしたが、私は理系ではなかったので理系科目にとても苦労しました。例えば数学では日本語でも知らない用語や式、記号が出てきて宿題やテスト勉強にものすごく時間を取られました。わからない問題は教授や毎日チューターを利用し、良い成績を取れるように工夫しました。その他の科目でもクラスで最低1人は友達を作ることを意識していました。そうすることでテスト勉強を一緒にしたり、プロジェクトで協力しやすくなります。

Q.マーセッドで勉学以外に取り組んだものは何ですか。また、それはどうでしたか

マーセッドで勉学以外に取り組んだものはボランティアとチューターです。ボランティアでは地域の動物園で飼育や清掃を行いました。日常生活では体験できないことができたことはもちろんですが、地域の人たちも繋がることができたのでとても楽しかったです。

もう一つはチューターとして図書館で働いていたことです。日本人だけではなく現地の人の英語、数学やコミニケーションなどの科目をサポートしました。特に印象に残っていることは現地の友達に日本語を教えたことです。カレッジでは日本語の授業がなかったため勉強に困っていた人達が日本人のチューターがいることを聞きつけて来てくれました。普段意識しない文法に関する質問は自分にとっても母国語を学ぶ良い機会になりました。

Q. アメリカ留学(マーセッド留学)で印象的だったことは何ですか

印象に残っているのは現地の学生がとてもフレンドリーだったことです。日本人留学生の多くは渡米前に現地で馴染めるのか不安に思う人も多いと思いますが、人種、年齢や性別に関係なく私を受け入れてくれました。また学校外においては友達の家族までもが食事をご馳走してくれたり、遊びに連れて行ってくれました。これは一番最初に感銘を受けたことであり、それ以降自分自身も「人の温かみ」を大切に生活しています。

Q. 一番楽しかった思い出は何ですか

1番楽しかった思い出はホストファミリーと過ごしたすべての時間です。彼らはとても面白く、フレンドリーに対応してくれました。日常での会話でもアメリカンジョークやコミディームービで盛り上がり、笑顔が絶えないホストファミリーでした。そして旅行に行く機会も多かったためカリフォルニアまたは他の州にも連れて行ってくれました。アメリカは州によって気候や景色が全然違うのでアメリカの色々な面を見ることができ、ホストファミリーとの大切な思い出です。

Q. ホストファミリーとの生活はどうでしたか

ホストファミリーと良い関係を築くためにコミュニケーションは大切にしていました。それは対面でもテキストなどのメッセージでも何かあったら会話することです。例えば今日は夕飯を外で食べることや夜の帰宅時間などを伝えることです。そうすることでホストも不安にならず、良好な関係が築けると思います。

Q. 2年間の中で一番成長したと感じる点はどこですか

「行動力」が身につきました。日本にいる時は色々と考えてしまって行動できずに後悔を感じることがありました。その点アメリカではまずはやってみる精神を大切にしています。私の周りの人に「こんなことやってみたい。」と相談すると「やってみなよ!」と応援してくれました。実際にそれをやってみると自分が思っていたより簡単であったり、一方で課題に直面したりしました。ですがそこでの試行錯誤が自分の成長に繋がると思っています。結果としてこの留学を通して以前よりも自分のやりたいことに対して行動できる人に成長することができました。

Q. マーセッドでの留学生活の総括をお願いします

マーセッドカレッジでの2年間半は修行として勉強や課外活動に精進して来ました。その結果、人としても大きく成長でき、自分の目標が明確になりました。マーセッドは田舎ですが自分が何に取り組むかでその見え方は変わります。どこまで行っても自分次第!

Q. 今後の予定(編入、就職、OPTなど)について教えてください

編入予定です。

Q. 将来の夢や進路など今後の目標を教えてください

将来の夢はグローバルに活躍するビジネスを起業することです。特にエンターテインメント産業に携わっていきます。

Q. 留学を考えている人へのメッセージをお願いします

揺るがない目標を持って渡米すれば留学生活は充実するし、自分の成長に繋がります。苦労することもあると思いますがそれは成長痛で、必ず乗り越えられます。

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