名前: 武藤唯菜(Yuna Muto)
出身高校:新潟第一高校
専攻: Economics(経済学)
Mercedカレッジを選んだ理由:
中学生の頃から、日本だけでなく世界中の人々と関わり、異なる文化や価値観を持つ人たちとつながりたいという夢がありました。マーセッドカレッジは、少人数制の授業環境で教授との距離が近く、英語力だけでなく積極的に行動する力も身につけられる環境だと感じ、進学を決意しました。
Q. マーセッドカレッジでの勉強・授業はどうでしたか(苦労したことやそれに対して工夫したことなど)
正直、最初の学期は英語力が足りず、授業中の教授の話は2割程度しか理解できませんでした。そのため、授業に行くと突然テストが始まったり、課題の内容を理解するまでに非常に時間がかかったりすることもありました。
しかし、それは教授とのコミュニケーションによって最小限に抑えることができました。
マーセッドカレッジは、他の大学と比べてクラスが比較的少人数で編成されているため、教授とコミュニケーションを取りやすいことが大きな利点の一つだと思います。そして、教授も助けを求めるとしっかり向き合い、解決策を提示してくださることがありました。また、会話だけでは理解が難しい場合はメールを活用するなど、自分に合った方法で理解を深めるよう工夫しました。この経験を通して、英語力だけではなく、自ら助けを求めて行動する力も身についたと感じています。
Q.マーセッドで勉学以外に取り組んだものは何ですか。また、それはどうでしたか
私は特定の部活動には所属していませんでしたが、2学期目からはマーセッド動物園でボランティアをしていました。主な仕事内容は、動物たちへの餌の準備と園内の清掃でした。このボランティア活動は、部活動などのコミュニティがなかった私にとって、新しい友達を作るきっかけとなり、積極的にコミュニケーションを取れる場所にもなりました。また、最後の学期には、日本人や現地の仲間と一緒にJapaneseClubを創設し、副クラブ長を務めました。クラブの運営を通して、どうすれば参加してくれている学生全員が楽しめるのか、どのようにクラブをまとめていくべきかを考える機会が何度もありました。活動を続ける中で、自分自身が少しずつ成長していることを実感しました。最終的には友達もたくさん増え、忘れられない楽しい思い出になりました。
Q. アメリカ留学(マーセッド留学)で印象的だったことは何ですか
私がアメリカ留学を通して最も印象的だったことは、日本とは異なる文化や価値観を実際の生活の中で経験できたことです。特に授業では、自己表現の仕方の違いを強く感じました。日本では先生の話を聞くことが中心になることが多いですが、マーセッドカレッジでは、学生が疑問に思ったことや自分の意見をその場ですぐに発言する姿が印象的でした。その環境の中で、自分の考えを言葉にして伝えることの大切さを学びました。
また、宗教に対する考え方の違いも大きな発見でした。アメリカではさまざまな宗教を持つ人がいて、それぞれの信仰が生活や考え方に影響していることを知りました。友達と毎週日曜日に教会へ行ったり、バイブルスタディに参加した経験は、今まで触れる機会のなかった文化を知る貴重な経験になりました。
さらに、家族とのつながりの強さも印象に残っています。サンクスギビングやクリスマスでは、兄弟やいとこなど多くの家族が集まり、家族との時間を大切にしている姿がとても印象的でした。私自身も家族の集まりに招待していただき、温かく迎えてもらったことで、アメリカの家庭文化を身近に感じることができました。
Q. 一番楽しかった思い出は何ですか
特別なイベントや旅行ももちろん楽しかったですが、マーセッドでの2年間を振り返ると、やはり一番楽しかったのは日々の学校生活の中で友達と過ごした時間です。最初は英語でのコミュニケーションに不安もありましたが、友達と一緒に過ごす中で、お互いの言語や文化を教え合う機会が増えていきました。友達からアメリカのスラングを教えてもらったり、逆に日本語や日本の文化を教えたり、冗談を言い合ったりする時間は、留学生活の中でも特に楽しい思い出です。
また、図書館で何時間も一緒に勉強したり、学校の近くのレストランへランチを食べに行ったり、家でゲームをしたりと、何気ない日常の時間が自分にとって大切な思い出になりました。
留学前は海外で友達を作ることは簡単ではないと思っていましたが、言葉が完璧でなくても、相手を理解しようとする気持ちや積極的に関わる姿勢が大切だと実感しました。
Q. 2年間の中で一番成長したと感じる点はどこですか
2年間の留学生活を通して、一番成長したと感じる点は、行動力と自分自身の考えを持ち、行動する力です。
日本にいた頃は、常に誰かと一緒に行動することが多く、周りの意見に流されたり、自分の意見をはっきり持つことができていなかったと感じています。しかし、マーセッドでの生活では、自分から行動しなければ新しい経験や出会いを得ることができない環境でした。最初は英語力にも自信がなく、受け身な姿勢でいたため、なかなか友達を作ることができませんでした。しかし、英語が完璧でなくても自分から声をかけることで、相手は温かく受け入れてくれることに気づき、少しずつ積極的に行動できるようになりました。
また、授業では自分の意見を発言することを意識するようになり、動物園でのボランティア活動やクラブへの参加など、知らない環境にも一人で飛び込めるようになりました。これらの経験を通して、周りに合わせるだけではなく、自分の考えを持ち、自分から行動することの大切さを学びました。
Q. マーセッドでの留学生活の総括をお願いします
マーセッドでの2年間は、私にとって単に英語を学ぶための時間ではなく、自分自身と向き合い、成長するための大きなきっかけになりました。留学前は海外で生活することに憧れを持っていた一方で、知らない環境に飛び込むことや、自分の意見を発信することに不安もありました。しかし、実際にアメリカで生活する中で、待っているだけでは何も変わらず、自分から行動することで初めて新しい出会いや経験につながることを学びました。
最初は言語や文化の違いに戸惑うこともありましたが、さまざまな背景を持つ人たちと関わる中で、自分とは異なる考え方を知り、物事を一つの視点だけで見るのではなく、相手の背景や価値観を理解しようとする姿勢を身につけることができました。また、友人との交流や授業、ボランティア活動、JapaneseClubでの経験を通して、自分の意見を持ち、それを相手に伝えることの大切さも学びました。
マーセッドで過ごした2年間で得た経験は、英語力だけではなく、これから新しい環境に挑戦していく上で必要な自信や考え方を与えてくれたと思います。この経験を今後の進路でも活かし、さらに成長していきたいです。
Q. 今後の予定(編入、就職、OPTなど)について教えてください
卒業後は2ヶ月間インターンを行い、アメリカで培った英語力やコミュニケーション能力を実際の職場で活かしながら、社会で必要な経験を積みたいと考えています。その後は、10月に控えている日本の大学編入試験に向けて勉強に集中する予定です。第一志望は神戸大学を考えており、そのほかにも名古屋大学や同志社大学への編入も視野に入れています。
編入後は、大学でさらに専門的な学びを深めながら、留学で得た国際的な視野や経験を活かし、将来の目標につながる知識やスキルを身につけていきたいと考えています。
Q. 将来の夢や進路など今後の目標を教えてください
四年制大学を卒業後は、外資系企業など国際的な環境で働きたいと考えています。現在、グローバル化が進む中で、日本だけではなく世界全体を視野に入れて活動している企業で、多様な価値観を持つ人々と関わりながら働きたいと思っています。また、私には日本人と海外の人々が気軽に交流できる場所やイベントを企画・提供したいという目標があります。マーセッドでの留学生活を通して、異なる文化を持つ人と交流することで、新しい考え方や価値観に触れられることの楽しさを実感しました。将来は、外資系企業での経験を活かしながら、人と人、そして日本と海外をつなぐ存在になれるよう成長していきたいです。
Q. 留学を考えている人へのメッセージをお願いします
留学を考えている方の中には、金銭面や文化の違い、英語力など、さまざまな不安を感じている方もいると思います。しかし、もし少しでも「いつか留学してみたい」という気持ちがあるなら、ぜひ挑戦してほしいです。
留学では、日本では経験できないような出会いや学びがあり、ここでしか得られない貴重でかけがえのない思い出を作ることができます。特に、学生として海外で生活するからこそ経験できることも多いと思います。
旅行やワーキングホリデーとは違い、毎日同じ環境で授業を受け、友達と時間を過ごし、学校のコミュニティの中で関係を築いていくことで、人生の中でも特別なつながりや経験を得ることができました。もちろん、慣れない環境の中で困難や寂しさを感じることもあります。しかし、それらを乗り越えた経験は必ず自分自身の成長につながり、将来の自分を大きく変えるチャンスになると思います。
少しでも興味があるなら、一歩踏み出してみてほしいです!












