【北カリフォルニア研修】横浜高校北カリフォルニアグローバルエリートプログラム

 横浜高校北カリフォルニアグローバルエリートプログラムが2020年2月5日〜13日の9日間で実施された。横浜高校にとって初のグローバルエリートプログラムということもあり、日本とは違う環境に期待を抱く2名の生徒が、ここ北カリフォルニアを訪れた。

 今回のプログラムは、前半の5日間をここマーセッドで過ごし、その後の4日間は都市部であるサンノゼ、サンフランシスコへ場所を移し、現実的なアメリカの田舎町からアメリカの企業や都市に身を置くことによってより視野を広げる事を前提にしている。

【マーセッド】

 マーセッドでの活動は主に、大学授業聴講、ネイティブ講師とのプレゼンテーション練習、アメリカの自然に触れる課外活動、の3つに分けて行われた。

 1つ目の授業聴講では、ESL学生用の授業を通して様々な人種の学生たちと交流を図った。現地の学生達と共に授業を受ける事で、日本の高校では中々味わうことができないことを経験でき、良い刺激を受けたことだろう。英語のシャワーを浴びた彼らは、ところどころ聞き取れない点もあっただろうが、教授や現地の学生達に積極的に話しかけることで、一生懸命理解しようと授業に取り組んでいた。

 2つ目のネイティブ講師との交流では、プログラム後半で発表予定であるスピーチの準備のために、ネイティブ講師のサポートのもと、スピーチの練習に臨んだ。序盤は詰まりながらではあったが、彼らは互いにスピーチ内容について意見交換・校正を重ね、「必ず成功させる」という意識のもと、講師にも積極的に質問をしながら練習に精を出した。英語でのスピーチという高校生にとっては難易度の高い内容ではあったが、互いに協力しながらスピーチを完成させる時間は、彼らにとって貴重な経験になったのではないだろうか。

 3つ目の課外活動では、マーセッド市内での農場体験と、世界遺産にも登録されているヨセミテ国立公園に訪問をした。マーセッドは農業に適した環境が整っているセントラルバレー地区に位置しているため、農業を体験するには絶好の場所である。肥料や除草作業を通した土壌整備や、作物が適切に育つための枝切り作業など、実際に作業を通して、食物がどのようにして私達の食生活と関連しているか、どのように育てているのかなど身近な“食”についてアメリカの地で深く考えるきっかけとなったことだろう。その翌日、カリフォルニア州でも有数の観光スポットでユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されているヨセミテ国立公園へ訪れた。そんなヨセミテ国立公園では、日本のそれとはスケールの違う猛々しい自然を肌で感じることが出来、目に見えない多大なエネルギーを受け取ったはずだ。

サンノゼ・サンフランシスコ】

マーセッドでの活動を終えた彼らは、サンノゼ、サンフランシスコへと場所を移し、都心部地域で発展している企業、有名大学へ訪問を行った。

サンノゼ、サンフランシスコは、シリコンバレーというIT企業本社が多く存在する地帯に位置している。彼らは、Apple、B8taといった技術革新が進んだ企業への訪問を行い、現地で働かれている日本人の方々とお話しする機会をいただいた。

マーセッド大学卒業生であり、現在貿易会社CAS  Inter Global LLC に勤めている植木 沙英さんとの対談では、彼女の留学生時代の出来事や激励の言葉を述べてくれた。若くしてここアメリカで立派に働いている彼女の言葉には重みがあり、生徒にとって留学に対する気持ちを強めるきっかけになっただろう。更に世界的に名を連ねるスタンフォード大学へも訪問し、在学中の日本人の方にお話を伺うことが出来

 このような世界で活躍されている日本人の方々が大切にされていることは、日本人としての誇り”である。「日本人として決して忘れてはならない核の部分」を再確認することができ、数多くの人間がいる中で日本人というブランド、差別化が大事であることを話されていた。

 また、マーセッド滞在時から練習を続けていたスピーチを、Apple創業者スティーブ・ジョブズのお墓の前で行い、思いの内を述べた。マーセッドで試行錯誤していた彼らの姿とは異なり、それぞれが堂々と自分自身の夢について語りながら目標に向かって精一杯努力することを誓った。

 その後一同はサンフランシスコ観光へ赴き、都心部であり発展した街並みに日本とは違う雰囲気を感じ、心を躍らせていた。

先進国の中でもトップを独走するアメリカ。その中でも発展の岐路を辿るカリフォルニア州は彼らにとって刺激的な環境であった。

2名の生徒はこの9日間で沢山の人に出会い、多くのインスピレーションを受けたであろう。この一つ一つの出会いに感謝し、帰国後も本プログラムで経験したことを活かし、各々の目標に向かって努力してほしい。そして今後彼らが世界で活躍することを私達は切に願っている。


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