【卒業生インタビュー】内山栞さん

内山さんのメッセージ動画は以下ご覧ください。


名前:内山栞  (ウチヤマ シオリ)

出身:福岡県

専攻:ビジネス学 (Business Administration)

2017年5月:マーセッドカレッジ語学学校 (MCELI) 入学

2018年8月:TOEFL 450点を取得しマーセッドカレッジ入学

     ソフトボール部入部

2020年5月:マーセッドカレッジ卒業予定

2020年6月:1年間のOPTを予定

2021年6月:1年間のワーキングホリデーを予定

 

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——マーセッド留学を通して行ってきたこと

ソフトボール (ソフトボールに関するページはこちら)

 「アメリカのソフトボールを通じて、日本のソフトボールとは違ったプレースタイル、活動の在り方を体感し、刺激的な日々を過ごすことが出来ました。第一に、言語の壁を乗り越えるのに苦労したことを覚えています。留学当初の私は、英語への慣れが周りの日本人よりも低く、その中で現地の方々とコミュニケーションをすることはとても大変でした。

しかし、『言葉でダメならプレーで示そう』と努力した結果、周りのチームメイトからも話しかけられるようになりました。

1年目は積極的に英語を理解する姿勢を持って、且つプレーで示すようにと、とにかく必死に頑張っていました。

2年目になると、今まで頑張ってきた成果も出てきたのか、チームメイトとの関係性も築けるようになり、部活はもちろんプライベートの時間も共有する仲になっていきました。このマーセッドでのソフトボール留学を振り返ってみると、思う存分楽しくプレーができ、心から安心できる仲間たちと出会えた最高の留学であったと感じています。」

 

勉学

 「まず私は、マーセッド大学の入学条件であるTOEFL IPT 450点を取るべく、マーセッドカレッジ併設の語学学校(MCELI)へ進学しました。ソフトボールの為に留学へ来たにもかかわらず、規定の点数を取得しないと大学側へ入学できない=ソフトボール部に入部できない状況に気づきました。しかしながら、初めの4か月程は留学に来た余韻に浸り、勉学に対して注力できていない自分がいました。

そんな中、周りの日本人留学生と会話をする中で、私がどれだけ恵まれた環境下で留学が出来ているのかに気づきました。

それに加えて、語学学校で一緒に授業を受けていた仲間達は、点数を取得して次から次へと大学へ入学したり、部活動に入部したり、彼らが実際に活躍する姿を間近で見ていました。

私にとって、こうした要因が勉強に対するモチベーションとなっていきました。実際に1年間程と時間はかかりましたが、見事条件をクリアし、入学することが出来ました。入学後も同様ですが、周りの方々の行動を見てモチベーションを保ちつつ、苦手であった勉強に取り組んでこれました。今思い返すと、頑張っている仲間がいたから今日まで苦手な勉強に取り組んでこれたことを実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。」

 

——留学の感想

「マーセッドでの留学を通して、間違いなく私自身の視野が広がりました。実際に留学生活を通して、様々な考え方や価値観を持った人々と生活し、また異国の文化などを学ぶ中で、今までの価値観が大きく変化しました。また、日本にいた頃は親の支えがあったことで、自分で取り組まなくても何とかなる環境であったのに対し、留学を通じて何事も自分でやらなければならない環境下で過ごすこととなりました。その結果、自分で決断・行動する大切さを学び、またそれを通して今までお世話になった家族への感謝の気持ちを抱くようになりました。実際に留学最中に、母と電話した際、『栞、良い方向に変わってるね』と聞いたときは、自分では実感がないながらも、嬉しい気持ちと同時に感謝の気持ちが湧いていました。今では、留学を通じて、成長できているんだなと感じることができ、『留学を経験することができて良かったな』と心から感じています。」

 

——印象だった出来事

「留学生活どこをとっても印象的でしたが、やはりソフトボールの経験が印象的でした。アメリカと日本の部活の指導方法や考え方の違いを経験し、実際に体験することで、ソフトボールの新しい一面に気づくことができました。

その中でもアメリカのプレースタイルは個人的には良いと思いました。日本では、エラーはネガティブな位置づけとされており、ミスがないことが美的だという考え方をしています。そういった考え方に対し、アメリカでは、ミスに対してネガティブではなくポジティブな捉え方をしていて、行動すべてをプラスにしているように感じました。そういった雰囲気もあってか、どの選手も部活動に取り組む姿勢が生き生きしており、心から楽しんでいるように感じました。」

 

——将来

「卒業後の進路として、1年間程、インターンシップをしようと思っています。現時点では不確定ですが、将来的に国と国との懸け橋となるような仕事をしたいと思っていますので、そういった関連である空港のグランドスタッフでインターンをしようと思っています。その後は、カナダ、若しくはオーストラリアでのワーキングホリデーを経て、別の国で新たな学びを求めたいと思っています。そして、これらが終了した段階で、日本へ帰国し、世界旅行をするクルーズ船内のスタッフとして働くことを考えています。

将来を常に視野に入れながら、今しかできないことを思う存分楽しみながら取り組んでいこうと思っています。」

 

——一言

「興味があることがあれば、取り組んでみてください。何か迷った時も一歩踏み出すことでその先の道が開けてくると思います。実際に私自身も、中学3年生の頃から留学をしたいと思い続け、それを叶えました。トライしたいという気持ちが私を動かしてくれ、また周りの方々の支えがそうしてくれたと思っています。是非皆さんも『これに挑戦したい』と思ったら、周りの人に思いを伝えてみることをお勧めします。そうすれば、周りの人々は関連性のある情報を提供してくれたり、助けてくれる人が出てくると思います。そして最後は本人の意思が重要となってきます。本気で挑戦したいと思ったら、実際に行動に移してみることが大切だと思います。」


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