【編入生インタビュー】羽田野力椰さん、UC Davisへ 前編

名前:羽田野力椰 (ハタノ リキヤ)

 

出身:愛知県

 

20188月:マーセッドカレッジ入学

 

20205月:マーセッドカレッジ卒業予定

 

20209月:カリフォルニア大学デービス校(University of California Davis)へ編入予定

 

羽田野さんの学生コラムはこちら


以前より弊社ウェブサイトにて記事として取り上げており、学生コラムも連載していた羽田野力椰さんが、カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)より合格通知を受け取った。カリフォルニア大学群(University of California)は、デービス校を含む10大学にて構成されているアメリカ合衆国最大規模の州立大学群である。

日本ではUCLAUC Berkeleyといった名前が有名ではないであろうか。

羽田野さんが編入予定のUC Davisは農学・生物学・獣医学においては世界でも屈指の大学と位置づけられており、入学や編入学も容易ではない。本インタビューでは、今回デービス校への編入を成し遂げた羽田野さんに以下の内容について伺った。

  留学を決めた経緯

  編入に向けて普段の生活で意識したこと

  UC Davisを選んだ経緯

  編入先での専攻と将来

  一言

今回はインタビューを前編と後編に分け、本記事では①②を前編としてご紹介する。

 

①留学を決めた経緯

–––– 今回アメリカの4年制大学編入への切符を掴み取りましたが、羽田野さんが留学自体を決意した経緯を教えてください。

「私が留学を志したのは、高校2年生の夏頃です。この大きな決断に至った経緯については、高校受験、高校での衝撃、友人の志に関する話を、順を追ってご説明させていただきます。

まずは高校受験です。私の通っていた高校は、普通科と国際教養科の2つの学科があり、私は国際教養科に通っていました。なぜこの国際教養科への進学を決めたかの話ですが、中学3年生の受験期、当時は願書提出の直前まで地元の高校に進み漠然と教師を目指そうという考えを理由もなく抱いていました。しかし、このまま流れに身を任せた考えでいいのかとふと思い立ち、県内の高校をもう一度リサーチしたところ、国際教養科という学科を見つけました。海外に一度も行ったことがなく、英語も全く話せなかった私にとってとても興味を惹かれる学校でした。この学校でもっと視野を広げてみたい、その一心で受験したところ見事その学校へ進学することが決まりました。」

 

–––– 自身の進路についてもう一度真剣に見つめ直したのですね。その後高校では?

「期待を胸に始まった高校では、当時の私にとてつもない衝撃を与えました。定員80名のうちの約半数が様々な国からの帰国子女でした。私と同年代の学生が他言語を流暢に扱う姿、自信を持って意見を主張する姿をみて、当時15歳ながら自分の生きてきた、見てきた世界の小ささを身を持って感じました。まさに井の中の蛙大海を知らずという状態です。その高校では英語でのディベートをはじめユニークな授業が提供されており、周りの環境も相まってまずは他言語への視野が広がっていきました。」

–––– 同年代との比較が羽田野さんの視野を広げたのですね。そのままの視野で海外進学も自然と浮かび上がってきたのでしょうか?

「いえ、当時の私はどの国公立大学にいくか、それとも私立大学に行くのかといった考えのみが頭を駆け巡っており、海外進学という言葉の概念は私の頭には存在していませんでした。しかし、友人たちと進路の話をしていた際、友人のうちの1人がアメリカの大学でパイロットを目指すという話を語ってくれました。その話を聞いた私は、海外の大学に進学するという手段もあるのかと、またも自分の視野の狭さに実感しました。海外経験のない私でしたが、日本の大学と海外の大学に進むのだったら、後者の方が間違いなく成長できるだろうと私の直感で感じましたので、親ともしっかり話し合い海外の大学に進学することを決め、留学斡旋団体を経由して、学費が比較的安価で農業学が学べるマーセッドカレッジに進学しました。」

 

②編入に向けて普段の生活で意識したこと

–––– 様々な刺激を受けて海外進学を選んだと思いますが、コミュニティカレッジを選択した羽田野さんは元々4年制大学への編入を計画していたのでしょうか。

「いえ、やはりアメリカの4年制大学の学費は高騰しており、4年制大学への編入は経済的にも難しいだろうと考えていました。ですので、留学当初は編入を目指すというよりも、少しでも自分自身にとって成長できる留学をし、卒業を念頭に置きながら生活していました。」

 

–––– そうなのですね。結果UC Davisへの編入を決意した羽田野さんですが、何がそう変えさせたのでしょうか。

「編入への意識が大きく変わったのが奨学金を受賞してからです。日本の奨学金は貸与型が大半なのに対して、アメリカの奨学金は給付型が多くを占めます。そのことは渡米以前から知ってはいたのですが、やはり留学生にとってハードルが高いものだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、渡米後がむしゃらに様々なことに取り組んできたからか、2019年春学期に約$1900、秋学期に約$1100の奨学金をいただくことができました。

確かに留学生にとって簡単なことではなかったかもしれませんが、全力で取り組んでいれば結果はついてくるのだと実感しました。そのあたりから、奨学金を目指せば4年制大学も夢ではないのかもしれないと思いはじめ、目標を卒業から編入にシフトして勉学やその他の活動に取り組みました。」

 

–––– 具体的にはどのような意識をもって勉学に励まれたのでしょうか。またどのような活動に取り組まれていたのでしょうか。

「勉学に関しては高校時代に部活ばかりで大変な思いをしていたので、大学では真剣に取り組もうと留学前から考えていました。まずは成績評定であるGPAの最高点4.0をキープしようと掲げました。具体的な意識を挙げますと、とにかく当たり前なことばかりです。宿題を期限までに提出する、わからないことはとにかく聞く、エッセイをきちんと校正してもらう、低クオリティな内容にしない、どれも当たり前ではありますが、コンスタントに継続するにはきちんとした意識が必要であると感じました。

活動に関しては英語力の向上を1つの目標にして取り組んできました。まずは渡米後すぐに市内にある動物園でボランティアをはじめ、その後もクラブ活動や留学生オフィスでのお仕事など、興味のあることには何でもチャレンジし、“継続”しました。この“継続”が鍵であったと私は思っています。最終的にはそれぞれの内容が線で繋がり、奨学金や編入の際にアピールとなる要素となったのかと思います。」

 

後編はこちらからご覧ください。


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