【編入生インタビュー】羽田野力椰さん、UC Davisへ 後編

名前:羽田野力椰 (ハタノ リキヤ)

 

出身:愛知県

 

20188月:マーセッドカレッジ入学

 

20205月:マーセッドカレッジ卒業予定

 

20209月:カリフォルニア大学デービス校(University of California Davis)へ編入予定

 

羽田野さんの学生コラムはこちら


前回のインタビュー前編に引き続き、以下の内容を本記事ではご紹介する。

  UC Davisを選んだ経緯

  編入先での専攻と将来

  一言

 

③UC Davisを選んだ経緯

–––– UC Davis以外に編入申請をした学校はありますか。またその結果はどうでしたか。

UC Davisを含めて合計4校の大学に申請しました。結果はこのようになりました。

合格

University of California, Davis (カリフォルニア大学デービス校)

California State University, Fresno (カリフォルニア州立大学フレズノ校)

California State University, Chico (カリフォルニア州立大学チコ校)

不合格

California Polytechnic State University, San Luis Obispo

 (カリフォルニア州立工科大学サンルイスオビスポ校)

 

農業学で有名かつカリフォルニア州内の公立大学をリサーチした結果、上記の4校に編入申請をしました。

結果として、4校中3校から合格をいただきました。」

 

–––– 3校の合格校のうち、なぜUC Davisを選んだのでしょうか。

UC Davisを選んだ理由としては、大きく2つ理由があります。まずUC Davisは農業学が世界的にも評価されている大学です。知名度という点でもUC Davisという名は将来的にも大きな助けとなるのではないかと考えました。

こう言ってしまいますと、大学は知名度だけじゃないといったご批判を受けるかもしれませんが、やはり肩書きは社会人として這い上がっていく上で大切であると私は考えます。大学名のみならずその人の業績も肩書きになりますし、人間性も肩書きになります。そういったなかで、大学だけの肩書きをもつ人物の実力が伴っていなかったり、人間性を疑われる人が議論に上がるだけかと思います。ですので、入学後は名前以上の実力をつけ、人間力を高めるために謙虚に努力することは当たり前のことと考えています。

 

そして何より、もう1つの理由が専攻です。UC Davis以外の3校は農業ビジネス学(Agricultural Business)を提供していたのですが、UC Davisは国際農業発展学(International Agricultural Development)という専攻を提供しています。私は将来農業を軸とした国際的な仕事に携わりたいと考えていましたので、この専攻は私にとって最も勉強したい分野でした。さらに、この専攻では、農業に関する海外短期留学もしくは国内インターンシップが義務付けられているので、実践的な部分も養うことができるのも魅力的でした。それに加え、UC Davisの位置するデービス市は治安も良く、自然に優しい町として有名で、学生の多くは自転車でキャンパスを移動するということもあり、環境的にも私に合った大学であると感じました。」

 

④編入先での専攻と将来

–––– 様々な要素を考慮した結果、UC Davisを選ばれたのですね。編入先での専攻についてお聞かせください。

「上でも既に少しお話してしまったのですが、UC Davisでは国際農業発展学(International Agricultural Development)を専攻予定です。世界に視野を広げて農業面でどのように開発国と関わっていくかを学ぶ専攻です。プログラムでは、短期留学やインターンシップの義務づけにより実践的な能力も養えます。また、Areas of Specializationというシステムがあります。これは専攻の中でも農業生産、貿易&経済発展、環境問題、農村コミュニティといったようにさらに分野がわかれており、学生はそれぞれが学びたい分野を選んで履修する授業を組んでいきます。私は今のところ貿易&経済発展(Trade & Economic development option)に興味がありますが、まずはカウンセラーの方と相談をしながら履修計画を立てる予定です。」

 

–––– UC Davisを卒業後の進路は現在どのように考えていらっしゃいますか。

「編入先を卒業後はOPT制度を使い1年間アメリカでインターンシップをすることを考えています。インターン先はまだまだ情報不足なので、編入先のコネクション等をうまく使いながら決めていきたいと考えています。

その後はビザの関係上アメリカで就職するか日本で就職するかはまだ不確定ですが、どちらで就職することになっても国家間でのやりとりをする組織や企業に就職したいと考えています。就職先の候補はいくつかありますが、まだまだ実力不足なので編入先での取り組みやコネクション等も考慮しながら引き続き調べていこうと思っています。

また、将来的に大学院への進学も視野にいれています。私が現在候補としている大学院は最低2年間の職務経験が必要とされているので、金銭的な面も考慮して社会人として業務的にも経済的にもしっかり実力をつけたあと大学院に挑戦したいと思っています。と言いましても20代の段階での大まかな将来のプランです。

もちろん様々な要因で目標の達成が困難になることもあるかとは思います。しかし、どのような道を歩もうとも軸はぶらさずに1つ1つの目標を達成できるような心構えを意識していきます。」

 

⑤一言

「不可能だと思っていたことは案外行動で変えられるものです。これは留学だけに限らず日本にいても同じことが言えるかと思います。そしてその行動ができていないほとんどの人は、“知らない”だけなのだと私は思います。私は幸運にも高校時代に自身の考えの小ささを“知る”ことができました。その経験がなければ、今も自身の小ささを知らずに、どこかで適当にプラプラと生きていたかもしれません。また、自身を知ること以外にも、今まで縁のなかったことを“知る”ことで大きく視野が広がります。

これは勉学に限らず、新しい音楽のジャンルを聞いてみたり、興味のなかった服について学んでみたり、行ったことのない土地を訪れたり 知らなかったことを知るだけで、結果はどうであれ人間としての厚みが増すと私は思います。知るためにはまずは“行動”です。後先は考えずに行動です。結果は真摯な取り組みに必ずついてきます。私もまだまだ未熟でこれからが勝負だと考えていますので、皆さんもぜひ新しいことに挑戦してみてください。」

 

いかがだっただろうか。今回はUC Davisへの編入を成し遂げた羽田野さんにインタビューを行った。彼のこの華やかしい結果は決して才能によって成し得たのではなく、かと言って入念に作りあげられた計画に沿ってきたわけでもない。例えそのときの状況が刻々と変わろうと、日々の努力の積み重ね、そして積極的に挑戦をしていく行動力がいつのまにか望んでいた結果を呼び寄せたのだ。この記事を読んだ皆さんも、例え今目標がなかったとしても、興味のあることやできることにまずは継続して取り組んでいただき、そうすることで目標も自ずと見えてくるだろう。

羽田野さんの今後の活躍を心から応援している。


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